
ネオ・ヴェネツィアでは初夏のような暖かい日が続き、街のあちこちではマンホームから移築された建物の補修工事が行われています。
そんなある日、サンマルコ広場のカフェへと出かけた灯里たちは、広場でチョコを販売しているパティシエのアンリさんと出会いました。
アンリさんは小瓶に入れたチョコレートを売っていましたが、転んだ子供が瓶を割ってしまいました。すぐにアンリさんは、新しいチョコの小瓶を子供に渡しましたが、灯里が地面に散らばって捨てられるチョコを可哀想と言ったことが、何か気にかかっているようです。
それからしばらく、アンリさんの姿は広場に見られなくなりました。その代わりに、街のあちこちで建築物を眺めているのが目撃されました。彼はパティシエを辞めてしまったのでしょうか!?
心配になった灯里は、カフェでアンリの姿を見かけた時に声をかけてみました。
するとアンリは、明日広場に来てくれと灯里に言うのでした。
灯里が広場に行ってみると、新しくラッピングされたチョコが待っていました。先日の灯里のチョコが可哀想という言葉を聞いて以来、アンリさんはどうしたらもっとお客さんに幸せになってもらえるかを考えていたのでした。
今回は、久しぶりにカフェの店長さんも登場して、ゆったりと落ち着きながらも、美術がとてもきれいで、見応えのあるお話でした。
ふと思ったのは、灯里に広場に来てくれと言ったアンリさん、何気に灯里をナンパしてませんか!?(^^;
最終更新日 : 2022-10-30
3話からですがARIA The ORIGINATIONを書かせていただきます。今回はパティシエ・アンリのお話…でしょうか。 …
2008/01/28 00:46 ホビーに萌える魂