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2007-10-30 (Tue) 12:12

不定期エスパー(3)/眉村卓

眉村卓さんの「不定期エスパー(3)」を読み終えました。3巻ではイシター・ロウが、カイヤツIIIでネイト・ダンコールへと向かうことになりました。ここからイシター・ロウの運命が、大きく変わってゆくことになります。

カイヤツIIIでの航海は、緊張感を孕んだものでした。今回の旅には、エレン以外にも多くのエレスコブ家の内部ファミリーが同行したのですが、その中にイシター・ロウと因縁のあるトリントス・トリントが加わっていたのです。
さらに、カイヤツIII内の酒場には、謎の女ミスナー・ケイも働いていました。シェーラもそうですが、ミスナー・ケイも常にイシター・ロウの近くにいて彼の様子を見守っているようです。

ネイト・ダンコールへは予定通り到着して、その地でエレンは精力的に活動しました。しかし、そこから次の目的地へと旅立とうとした時、ネイト・カイヤツの兵士たちらしき男たちにエレンは狙われたのでした。
それと前後して、イシター・ロウはエスパー化してしまいました。そのおかげで、エレン達は最初の一撃を避けることができたものの、不利な状況での戦いの最中にイシター・ロウの友人ハボニエが命を落としてしまいました。

それが引き金となって、イシター・ロウはエスパーとしての力を爆発させてしまいました。
襲撃してきた男達を撃退したものの、エスパー化した状態で勤務についてはならないという規則を破ったため、イシター・ロウは査問されることになってしまいました。

しかし、査問とは名ばかりで、その背後にはトリントス・トリントの意向が強く働いていました。エレンやパイナン隊長の弁護もむなしく、イシター・ロウは護衛員を解任されて、カイヤツ軍団の兵士として出向させられることになってしまいました。

これまで尽くしてきたエレンから引き離され、これからのイシター・ロウにはどんな運命が待っているのでしょうか。

最終更新日 : 2022-10-30

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