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2007-09-30 (Sun) 18:55

不定期エスパー(2)/眉村卓

眉村卓さんの「不定期エスパー(2)」を読み終えました。

エレン・エレスコブの護衛員となったイシター・ロウは、エレンを護衛して第2惑星カイヤツから第3惑星カイヤントへと行くことになりました。その旅でイシター・ロウは、初めての宇宙旅行、初めての惑星を目にすることになるのでした。

カイヤントでのエレンは、各地の植民都市をまわって演説を行いました。一部の有力な家の支配から脱して、カイヤントの植民都市は一致団結してそれに抵抗すべきというエレンの主張は、行く先々の都市で圧倒的な支持を得るのでした。
しかし、有力な家の1つであるサクガイ家は、そんなエレンの行動を阻止しようと、自分たちの都市へのエレンの受け入れを拒否するのでした。

行く手を都市の防衛隊に阻まれた一行でしたが、その背後からもサクガイ家の警備隊らしき一団がやって来ていました。そして、前後を敵に挟まれて、エレンたちは進むことも引くこともできないピンチへと追い込まれてしまいました。
そんなピンチを救ったのは、デヌイベと呼ばれる不思議な一団でした。そして、その中にはかってイシター・ロウの世話係をしていたシェーラもいました。

デヌイベたちは、不思議な詠唱を行うことでエレンたちを守りました。その力は、それまで知られていた超能力の常識を越えて、なんとレーザー光線さえねじ曲げることができたのです。
戦いの中、副隊長のノザー・マイアンが命を落としてしまいましたが、デヌイベたちが時間稼ぎをしてくれたお陰で、エレスコブ家の警備隊が大編隊で駆けつけてイシター・ロウたちは危機を脱することができたのでした。

この巻では、この窮地に陥ったイシター・ロウたちが、死力を尽くして戦い、そして救出されるまでが読み応えがありました。そして、苦境にあっても戦い抜いたエレンたち一行を、警備隊の全員敬礼して迎える場面にはほろっとさせられました。

カイヤントからカイヤツへ戻ってきたエレンたちでしたが、カイヤツでの状況は来るべき戦争に向けて急速に悪化しているようです。警官に目をつけられた不穏分子が、強制的に徴兵されているようです。
そんな中、エレスコブ家は連邦登録定期貨客船を就航させるという大きな計画を発表しました。これまで、カイヤツでも2つの有力な家しか持っていなかった定期貨客船を所持することにより、一気にエレスコブ家も彼らと肩を並べようというのです。

その計画は大衆には、大いに歓迎されましたが、これまでエレスコブ家より上位にあった家からの反発も小さくありませんでした。そして、それが原因でエレンを護衛していたイシター・ロウたちは、護衛員同士の争いに巻き込まれてしまいました。
その戦いの中で、イシター・ロウはこれまでに使ったことのないエスパーとしての力を発揮して、不利な体勢の中エレンを守り抜くことに成功しました。

しかし、ネプトーダ連邦には大きな戦争が近づいている様子ですし、有力な家はそれを口実にしてネイト内での自分たちの支配力を拡大しようとしています。不穏な空気が広がる中、不定期エスパーという特別な体質を持ったイシター・ロウの運命はどうなるのでしょうか。

最終更新日 : -0001-11-30

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