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2007-08-27 (Mon) 21:06

狐になった奥様/ガーネット

ガーネットの「狐になった奥様」を読み終えました。

ある日突然、デブリック氏の妻・シルヴィアが狐に変身してしまいました。しかし、それでもデブリック氏は、それまでと変わらない愛情を狐になった妻に持ち続けます。
シルヴィアは狐になっても、人間のように服を着たがったり、品性を感じさせますが、次第に野生の狐のように振る舞うようになってしまいます。そして、ついにシルヴィアは屋敷を飛び出して、雄狐との間に5匹の子供を産んでしまいました。
そんな変わり果てた妻をデブリック氏は悲しみますが、やがてそれすらも受け入れて、狐のままの妻を愛するのでした。

突如、人間が別の生き物に変わってしまうということで、カフカの「変身」を思い出しましたが、「変身」よりも内容的にほのぼのとしていて、ファンタジーか童話のような雰囲気が感じられる作品でした。
妻が狐に変わっても愛し続けようとするデブリック氏の献身ぶりに感激すると共に、いきすぎた愛情にはどこか滑稽さも感じました。

最終更新日 : 2016-04-22

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