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2007-07-10 (Tue) 18:08

孤拳伝 流浪篇/今野 敏

劉老師に敗れた朝丘剛は、再び放浪の旅に出ました。その旅の途中、剛は伊賀忍術を研究する木暮という人物、柳生新陰流を極めようとしている笹辺という武術家と出会うのでした。

第4弾では、日本の古流武術がいろいろと登場しました。ボクシングやフルコン空手などとは違ったスポーツではなく、武術として全く別の体系を持っている古武術の紹介が面白かったです。それらの武術に触れたことで、剛から殺伐とした雰囲気が消えて、純粋に武道の奥義を究めることに惹かれてゆくのが興味深かったです。

さらに剛以外のところでは、宋陵元、鉢須賀が、それぞれ新たな道を求めて動き出しました。
宋は、剛の形意拳に敗れたことで、台湾から形意拳の使い手を招いて再び剛との再戦に挑むつもりです。
また鉢須賀は、道場破りしてしまった道場へと戻って、その道場の入門者として白帯からやり直すことを決めました。以前に鉢須賀に叩きのめされた黒帯の者たちと、一悶着ありましたが、それをきっかけに彼らも鉢須賀の真意に気づき仲間として受け入れてくれました。

そして、熊野へと赴いた剛は、以前に山で助けられた由佐肇という男と再会しました。
なんと彼も何らかの武道を身につけていたのです。どんな技をかけられたのかわからないまま、剛は由佐に敗れてしまいました。
劉老師といい由佐といい、世の中には強い人間が数多くいることを剛は思い知らされるのでした。

ヤクザや暴走族の抗争、闇試合と、これまでアクション主体の作品でしたが、今回は純粋に武術の奥義を追求するお話でした。派手な戦いはありませんが、こういった展開も面白いですね。

最終更新日 : -0001-11-30

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