
前半は再び物語の最初以上にウジウジしている麦でした。しかし、それは佳代と別れたくなくて泣き叫ぶのではなく、昔の約束どおり佳代の夢を応援してあげられなかった自分を麦は責めていたのでした。
何とかしようとするオリナルでしたが、あまりの麦のグダグダぶりに、今まで麦と付き合ってきた佳代の凄さを改めて思い知らされるのでした。(^^;
今回も美麗がいい役回りでした。大切な友人と別れることは辛い。しかし、それ以上に辛いのは、それでも去ってゆくことを決めて、背中を見せることしかできない佳代の方ではないのかと麦にアドバイスを送ります。
そういえば、倉庫に残されていた野乃が着るはずだった衣装のエピソードがまだ描かれていませんでしたね。
ちとせから講堂に呼び出された麦は、「ひとひら」を演じた時と同じように、舞台の上で麦に佳代とお別れさせようとします。しかし、気持ちの整理が付かない麦は、その場から逃げだそうとするのでした。
それを強引に引きとどめるちとせでしたが、舞台に現れた佳代にもう許してやってと止められるのでした。
この舞台での場面、シチュエーションは違いますが、麦が演じた「ひとひら」の内容と重なって見える演出が秀逸でした。麦と佳代の別れの感動に加えて、舞台の感動も蘇って、思わずボロ泣きさせられてしまいました。
そして、ついに麦は佳代に自分の思いを伝えました。ずっと友達でいたいから、佳代に助けられてばかりでなく、ちゃんと佳代を支えてあげられる人間になりたいと。(/_;)
ちとせ&甲斐のギャグシーンは、ちょっと余計な気がしましたが、麦と佳代のために何かせずにはいられなかったちとせは、甲斐の言うとおり本当にいいやつだと思います。
そして、佳代は自分の夢に向かって旅立ってゆきました。
前回、野乃からかなりきつい言い方をされた麦でしたが、野乃が「ひとひら」というお芝居に込めた意味をちゃんとくみ取りました。それをちゃんと言葉に出して野乃に伝える麦が、ちょっと成長して見えました。
そして、麦は倉庫の扉と格闘していた美麗から(美麗っていつも扉と戦っているような・・・^^;)、そこにある衣装は野乃が着るはずだったことを知らされました。美麗から野乃へと伝えられなかった思い。そして、麦から野乃たちに伝えたい思い。
それを考えているうちに、麦は何か決心したようです。次回でとうとう最終回ですが、どんなラストを見せてくれるのか、とても楽しみです。
最終更新日 : -0001-11-30
* by 横溝ルパン
こんにちは。いつもお世話になります。
第7幕からずっと、各話3回ずつくらい見直していたせいか^^;、私は今回も思いっきり感情移入してしまいました。
麦の心の動きは複雑ですよね。最初は単純に佳代とお別れするのが悲しいだったのが、友達としてガンバレと応援できなかった自己嫌悪に変わり、それでも自分に気を遣ってくれる佳代に合わせる顔がない。
そして、悩んでいる自分と同じように佳代も悩んだのではないかと気づいて、さらに落ち込み。ウジウジの堂々巡りになってしまってましたね。(^^;
舞台での麦と佳代のお別れのシーンは、意図的にお芝居の一場面のように見せようとしていた気がします。
オリナルがこの状況を作ってくれたから、麦も「ひとひら」を演じた時のように思いを解き放つことができたんでしょうね。
第7幕からずっと、各話3回ずつくらい見直していたせいか^^;、私は今回も思いっきり感情移入してしまいました。
麦の心の動きは複雑ですよね。最初は単純に佳代とお別れするのが悲しいだったのが、友達としてガンバレと応援できなかった自己嫌悪に変わり、それでも自分に気を遣ってくれる佳代に合わせる顔がない。
そして、悩んでいる自分と同じように佳代も悩んだのではないかと気づいて、さらに落ち込み。ウジウジの堂々巡りになってしまってましたね。(^^;
舞台での麦と佳代のお別れのシーンは、意図的にお芝居の一場面のように見せようとしていた気がします。
オリナルがこの状況を作ってくれたから、麦も「ひとひら」を演じた時のように思いを解き放つことができたんでしょうね。
麦の超消極的&超人見知りにあまり感情移入できなかったところに、さらに麦は自分で悩みを造って自分で自己解決してしまう傾向があり、ちょっと視聴者に繊細な感情を察知するよう求めすぎてる感じがしました。
決して悪い話ではないのですが、何か物語の中だけが盛り上がってる感じがしてしまいました・・・・