
前回までの盛り上がりが嘘のように、今回からは麦たちが普通の高校生していて驚きました。野乃先輩の声が出なくなって心配していたのですが、今回はそれまでの声帯麻痺という設定はどこにいったの!?と思うくらい普通に話をしてましたね。(^^; 単に演劇とかで大きな声を出しちゃダメということだったのでしょうか。
演劇研究会での活動が終わり、麦と野乃の関係も単なる先輩後輩に戻りました。公演までは、あれだけ充実した時間を共有していたのに、廊下で野乃とすれ違った時の麦のよそよそしさには違和感がありました。
それもちとせが、クリスマス・パーティを企画して解消と思ったら、麦の側から佳代がいなくなるという事実が明らかになって、今度は麦と佳代の間がギクシャクしてしまいました。
年が明けて、初詣に行っても麦はお願い事をすることができません。自分の気持ちは、ずっと佳代と一緒にいたいですが、佳代のことを考えたら留学を応援してあげなければならないからです。
気持ちの整理が付かない麦は、合格祈願に来ていた野乃と出会いました。野乃の言った、麦は「ひとひら」というお芝居で少女の役を"演じていただけ"というセリフが意味深でした。
ちとせたちに明るくなったと言われる麦でしたが、それはそういう役を演じているだけで麦自身がまだ本当に成長していたわけではなかったということでしょうか!?
地味な展開ですが、麦がどう成長して佳代を見送ることができるか。それが今後の見所になりそうです。
最終更新日 : 2022-10-30
第10幕『ずっと…一緒…』 時はクリスマス。 演劇研究会は解散で麦らは穏やかな日々、 先輩たちも受験やらなんやらで忙しくなり、 演劇部の新部長は玉城春子。 オリナルの桂木先輩への告白と 先輩たちの息抜きも兼ねてクリスマスパーティーをすることに。 クリスマス …
2007/06/09 12:06 沖磨純雲