時々の記録

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2007-05-26 (Sat) 22:28

風の少女エミリー #8

ニュームーンは既に秋を迎えていました。しかし、エミリーはいまだにお母さんのジュリエットが使っていた、見晴らしの部屋と呼ばれる部屋には入れてもらえません。

その部屋は、お母さんがニュームーンから出て行って以来、鍵をかけられて閉ざされてきたのでした。
まだ幼いエミリーが、ほんの少しでもお母さんを感じることができる場所、それが見晴らしの部屋なのでした。

イルゼやテディと釣りに行ったエミリーは、お母さんの部屋の話をします。お転婆なイルゼは、エリザベス叔母さんがいない隙に鍵を探し出して、部屋に入ればいいとエミリーをそそのかします。しかし、気の強いエミリーは、そんな卑怯な方法は使いたくありません。

やがて霧雨が降ってきて、テディの体を心配したお母さんが迎えにやって来ました。以前よりましになりましたが、テディのお母さんは相変わらず過保護のようですね。(^^;
そんな優しいお母さんがいるテディが、エミリーはうらやましかったのでしょうか。立ち去る2人をいつまでも見送っていました。

エミリーの願いを知っているローラ叔母さんやジミー叔父さんは、エリザベス叔母さんにエミリーに見晴らしの部屋を見せてやったらと持ちかけます。表面的には頑なな態度を続けるエリザベス叔母さんでしたが、寝ぼけて母親を呼ぶエミリーの姿に心を動かされてもいるようです。

帰宅したエミリーは、イルゼから吹き込まれた鍵を探す誘惑と戦っています。しかし、イルゼが予想した帽子の箱の中には部屋の鍵は入っていませんでした。それでますます思いが募ってしまったエミリーは、見晴らしの部屋の鍵穴から中の様子を覗いてしまいます。

しかし、その姿をエリザベス叔母さんに目撃されてしまいました。叔母さんは、ジュリエットはもう死んでしまっていないと、冷酷にエミリーに言い渡します。
悲しむエミリーを慰めるために、ジミー叔父さんがエミリーのお母さんの昔話をしてくれました。

病弱だったジュリエットは、屋敷の中でも一番日当たりのいい見晴らしの部屋を割り当てられていました。
年が離れた娘だったこともあり、ジュリエットは家族みんなに愛されて育ってきたようです。そんな彼女の少女らしい夢、それは虹に願いをかければ望みが叶うというものでした。

風邪をこじらせたジュリエットの看病にみんなが疲れて眠り込んでしまった時、目を覚ましたジュリエットは、窓の外にきれいな虹を見つけて願いをかけるのでした。1つは、家族みんなが幸せに暮らせること。
そして、もう1つの願いは、大人になって女の子のお母さんになりたいでした。

見晴らしの部屋の鍵を取り出した時に、エリザベス叔母さんはしまい込んでいた一通の手紙も見つけていました。それは、エミリーのお母さんからエリザベスに宛てられた手紙でした。
エリザベス叔母さんは、その手紙をローラ叔母さんにも見せます。すると、その手紙からジュリエットが飛び出してきたかのように、エミリーが虹が見えることを知らせに部屋に駆け込んできました。

そんなエミリーの姿を見て、ようやくエリザベス叔母さんの心の扉も開きました。
これまで閉ざされてきた扉の鍵を開けて、エミリーを見晴らしの部屋へと入れてくれたのです。
窓の外には、昔ジュリエットが見たのと同じような、きれいな虹がかかっていました。

ジュリエットからエリザベスへの最後の手紙。そこには、エミリーを出産してから見た虹に、新しい願いをかけたことが書かれていました。ジュリエットの最後の願い、それはエミリーが笑顔でいられることでした。

閉ざされていた扉が開かれる。それが、こんな静かで感動的なお話になるのが驚きです。
物語のテンポも、いつもより緩やかで静かで、だからこそじわじわと感動が広がってくるようなお話でした。

今回のお話で、エリザベス叔母さんがいかにジュリエットを大切に思っていたかが、よく伝わってきました。
そんな愛しいジュリエットだったからこそ、彼女がいなくなった時、エリザベスは部屋に鍵をかけて全てを封印してしまわずにはいられなかったのでしょうね。

エミリーのお母さんジュリエットも、とても素敵な人でした。虹に願いをかける時、まず自分の夢を願うのでなく、家族の幸せから願ったのが印象的でした。きっと思いやりのある優しい女の子だったんでしょうね。

これまでも、この作品が大好きでしたが、今回を見たことで、もっともっとこの作品が好きになりました。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

* by ある名作ファン
横溝ルパンさんお久しぶりです。
先週は忙しすぎてこちらにお邪魔できませんでした。(実はサイトも7話を飛ばして8話を更新しました・・・)

今回は本当にすばらしかったですね!
お母さんの面影を追い求めるエミリーと、ジュリエットをとても大切に思っていたからこそ、扉を閉ざしていたエリザベスおばさん。
その二人の心が、空にかかる虹とともにお母さんとつながり、開放されていくシーンには本当に感動して、何回も見返してしまいました。

>物語のテンポも、いつもより緩やかで静かで、だからこそじわじわと感動が広がってくるようなお話でした。
エミリーは一話の中にさまざまなことを無理なく盛り込んであるのにいつも感心しているのですが、今回はゆったりとひとつのテーマを描いていましたね。(それでもジミーさんの言葉から、自然と20年前の思い出へと移ってゆく構成の無駄のなさはすごいです。)

>エリザベス叔母さんがいかにジュリエットを大切に思っていたか
少女のジュリエットが絵を描いていたときの温かい視線や、病気のときのエリザベスの涙など、エリザベスがどれほどジュリエットのことを大切に思っていたかがとても伝わってきます。

>虹に願いをかける時
家族の幸せを、そしてエミリーの幸せを・・・。お母さんが残してくれた手紙は、お母さんのぬくもりを知らなかったエミリーにとって、すばらしい贈り物になっただろうと思います。

私も今回を見て、この作品がもっと好きになりました。

PS:今回は虹を表現しようと、イラストをCG(ペンタブ)で描いてみました。色鉛筆よりは時間がかかりますが、鮮やかで透明感のあるイラストがかけるのはいいですね。

* by 横溝ルパン
こんばんは。いつもお世話になります。

あらすじが更新されないので調子を崩されたのかと心配していました。お忙しくて、サイトの更新まで手が回らなかったんですね。

今回のお話、本当によかったですよね!
ちょっと他の作品では味わえない感動のしかたをさせてもらったような気がします。

号泣とも感涙とも違う、知らず知らずお話の中に静かに引き込まれていて、気がつくと泣いていた。そんな感じの感動を与えてくれるお話でしたね。

私も感想を書いた後で、何度かこのお話を見直しました。(^^)

今回のある名作ファンさんのイラストはCGなんですね。透明感のあるジュリエットが、いい感じですね。
このイラストを見ていたら、また今回のお話を見返したくなってしまいました。(^^;

イラストで今回の感動を形にできる、ある名作ファンさんがうらやましいです。

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横溝ルパンさんお久しぶりです。
先週は忙しすぎてこちらにお邪魔できませんでした。(実はサイトも7話を飛ばして8話を更新しました・・・)

今回は本当にすばらしかったですね!
お母さんの面影を追い求めるエミリーと、ジュリエットをとても大切に思っていたからこそ、扉を閉ざしていたエリザベスおばさん。
その二人の心が、空にかかる虹とともにお母さんとつながり、開放されていくシーンには本当に感動して、何回も見返してしまいました。

>物語のテンポも、いつもより緩やかで静かで、だからこそじわじわと感動が広がってくるようなお話でした。
エミリーは一話の中にさまざまなことを無理なく盛り込んであるのにいつも感心しているのですが、今回はゆったりとひとつのテーマを描いていましたね。(それでもジミーさんの言葉から、自然と20年前の思い出へと移ってゆく構成の無駄のなさはすごいです。)

>エリザベス叔母さんがいかにジュリエットを大切に思っていたか
少女のジュリエットが絵を描いていたときの温かい視線や、病気のときのエリザベスの涙など、エリザベスがどれほどジュリエットのことを大切に思っていたかがとても伝わってきます。

>虹に願いをかける時
家族の幸せを、そしてエミリーの幸せを・・・。お母さんが残してくれた手紙は、お母さんのぬくもりを知らなかったエミリーにとって、すばらしい贈り物になっただろうと思います。

私も今回を見て、この作品がもっと好きになりました。

PS:今回は虹を表現しようと、イラストをCG(ペンタブ)で描いてみました。色鉛筆よりは時間がかかりますが、鮮やかで透明感のあるイラストがかけるのはいいですね。
2007-05-30-20:23ある名作ファン [ 返信 * 編集 ]

こんばんは。いつもお世話になります。

あらすじが更新されないので調子を崩されたのかと心配していました。お忙しくて、サイトの更新まで手が回らなかったんですね。

今回のお話、本当によかったですよね!
ちょっと他の作品では味わえない感動のしかたをさせてもらったような気がします。

号泣とも感涙とも違う、知らず知らずお話の中に静かに引き込まれていて、気がつくと泣いていた。そんな感じの感動を与えてくれるお話でしたね。

私も感想を書いた後で、何度かこのお話を見直しました。(^^)

今回のある名作ファンさんのイラストはCGなんですね。透明感のあるジュリエットが、いい感じですね。
このイラストを見ていたら、また今回のお話を見返したくなってしまいました。(^^;

イラストで今回の感動を形にできる、ある名作ファンさんがうらやましいです。
2007-05-30-22:11横溝ルパン [ 返信 * 編集 ]

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