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2007-05-01 (Tue) 01:04

ハムレット/シェイクスピア

ハムレットアニメの「ロミオ×ジュリエット」を見ていたら、無性にシェイクスピアの作品が読んでみたくなりました。

そこで、学生時代に読んだ「ハムレット」を引っ張り出して、久しぶりに読み返しました。
お話のあらすじとしては、デンマークの王子ハムレットは、亡父の亡霊から死の真相を聞かされます。亡父は、弟クローディアスによって毒殺されて、ハムレットの母も今ではその妃となっています。
亡き父の復讐のため、ハムレットは気が狂ったふりをして、愛するオフィーリアを遠ざけ、役者たちにクローディアスが父を殺した方法そのままの芝居を見せて、それが真実だということに確信を持ちます。

しかし、ふとしたことからハムレットはオフィーリアの父を殺してしまい、オフィーリアは気がふれて溺死してしまいます。妹の仇を取るべく、兄のレイアーティーズはクローディアスにそそのかされ、毒を仕込んだ剣でハムレットと戦うことになります。
その試合の最中、王妃はハムレットが飲まされようとした毒酒を飲んで息絶え、途中で剣が入れ替わったレイアーティーズも命を落とします。自らもレイアーティーズの剣の毒に犯されつつ、ハムレットはクローディアスを倒し復讐を果たすのでした。

久しぶりに読み直して、終盤に次々と登場人物たちが死んでゆく展開だったことに驚きました。
登場人物たちのセリフは大げさで、長々とした言い回しが多いですが、セリフの中にふと心を惹きつけられる言葉が潜んでいて、今読んでも何か心に残るものがありました。
そういった言葉の魅力が、今もシェイクスピアの作品が読み続けられている理由なのかもしれませんね。

最終更新日 : 2022-10-30

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