テディ・ケントと知り合ったエミリーたちでしたが、なぜかテディのお母さんは彼がエミリーたちと遊ぶのを嫌がります。しかも、とても絵が上手いのに、テディに絵を描いて欲しくないようです。
テディのお母さんがテディに会わせてくれなくても、簡単に諦めてしまうエミリーではありません。
部屋の窓から顔を覗かせているテディに気づいたエミリーは、さっそく窓の側の木によじ登って自己紹介をするのでした。
この後、お母さんが近づいているのに、のんびり握手をしているエミリーに冷や冷やしながらも^^;、握手するエミリーとテディに重ねるように、木の下から手を伸ばすイルゼがよかったです。3人に友情が生まれたことが、この描写だけで上手く表現されていたと思います。
今回は、その理由が描かれませんでしたが、テディがお母さんと2人暮らししているのには、何か複雑な事情がありそうです。付き合いの良くないケント家は、町でもちょっと浮いた存在のようです。そして町で囁かれる心ない陰口。テディのお母さんが息子を盲愛してしまうのは、町の人々のこんな冷たい態度にも原因があるのかもしれませんね。
今回の見所は、テディの絵を見ていてエミリーがひらめきを得て、詩をつぶやく場面でした。
静止画のスケッチが動き出すことで、テディの絵がどれだけ素晴らしいのか伝わってきましたし、そこからエミリーに詩が生まれる創作の瞬間の感動を味わえました。
わずか数十秒の場面でしたが、画面とセリフから世界のあらゆるものが見渡せるような広がりが感じられました。
テディとエミリーが仲良くなって、学校に行けず読み書きのできないペリーは面白くありません。
エミリーがあまりテディの絵を褒め称えるので、つい憎まれ口を言ってエミリーを怒らせてしまいました。しかし、ペリーもエミリーたちのように多くのことを学びたかったのです。
エミリーが置き忘れた教科書を見て、ペリーは字を覚えようとします。彼が最初に覚えた字は、エミリーの名前でした。(この場面、ペリーの健気さにほろりとさせられました)
ペリーを見ていて、現在当たり前のように学ぶことができる自分が、どれだけ恵まれた環境にいるのか思い知らされました。昔も今も、学びたいけれど学ぶ機会さえない人々がいることを忘れてはいけないと思います。
エミリーもまた、小説や詩を読むことをエリザベス叔母さんに禁じられてしまいます。しかし、エミリーにとって物語や詩を読み、書くことは、自分にとって欠かせない体の一部のようなものでした。
テディのお母さんに、テディと遊ぶことを禁じられた時、そんなエミリーの思いが爆発しました。エミリーと同じように、テディにとっては絵を描くことが体の一部なのです。
そんなエミリーの心の声と、テディの優しさがお母さんに届いたようです。ありのままにテディを愛することが、本当の愛情だとお母さんも気づいてくれたようです。こうして、テディは絵を描くことができるようになりました。
そして、ペリーもエミリーたちに嫉妬していたことを謝り、彼も議員になりたいという自分の夢を語りました。
4人の前には、素晴らしい未来が開けていきそうです。
次回は、エミリーとイルゼが演劇をするお話のようです。前回意地悪をしたローダも登場するようですし、どんなお話になるのか楽しみですね。(^^)
テディのお母さんがテディに会わせてくれなくても、簡単に諦めてしまうエミリーではありません。
部屋の窓から顔を覗かせているテディに気づいたエミリーは、さっそく窓の側の木によじ登って自己紹介をするのでした。
この後、お母さんが近づいているのに、のんびり握手をしているエミリーに冷や冷やしながらも^^;、握手するエミリーとテディに重ねるように、木の下から手を伸ばすイルゼがよかったです。3人に友情が生まれたことが、この描写だけで上手く表現されていたと思います。
今回は、その理由が描かれませんでしたが、テディがお母さんと2人暮らししているのには、何か複雑な事情がありそうです。付き合いの良くないケント家は、町でもちょっと浮いた存在のようです。そして町で囁かれる心ない陰口。テディのお母さんが息子を盲愛してしまうのは、町の人々のこんな冷たい態度にも原因があるのかもしれませんね。
今回の見所は、テディの絵を見ていてエミリーがひらめきを得て、詩をつぶやく場面でした。
静止画のスケッチが動き出すことで、テディの絵がどれだけ素晴らしいのか伝わってきましたし、そこからエミリーに詩が生まれる創作の瞬間の感動を味わえました。
わずか数十秒の場面でしたが、画面とセリフから世界のあらゆるものが見渡せるような広がりが感じられました。
テディとエミリーが仲良くなって、学校に行けず読み書きのできないペリーは面白くありません。
エミリーがあまりテディの絵を褒め称えるので、つい憎まれ口を言ってエミリーを怒らせてしまいました。しかし、ペリーもエミリーたちのように多くのことを学びたかったのです。
エミリーが置き忘れた教科書を見て、ペリーは字を覚えようとします。彼が最初に覚えた字は、エミリーの名前でした。(この場面、ペリーの健気さにほろりとさせられました)
ペリーを見ていて、現在当たり前のように学ぶことができる自分が、どれだけ恵まれた環境にいるのか思い知らされました。昔も今も、学びたいけれど学ぶ機会さえない人々がいることを忘れてはいけないと思います。
エミリーもまた、小説や詩を読むことをエリザベス叔母さんに禁じられてしまいます。しかし、エミリーにとって物語や詩を読み、書くことは、自分にとって欠かせない体の一部のようなものでした。
テディのお母さんに、テディと遊ぶことを禁じられた時、そんなエミリーの思いが爆発しました。エミリーと同じように、テディにとっては絵を描くことが体の一部なのです。
そんなエミリーの心の声と、テディの優しさがお母さんに届いたようです。ありのままにテディを愛することが、本当の愛情だとお母さんも気づいてくれたようです。こうして、テディは絵を描くことができるようになりました。
そして、ペリーもエミリーたちに嫉妬していたことを謝り、彼も議員になりたいという自分の夢を語りました。
4人の前には、素晴らしい未来が開けていきそうです。
次回は、エミリーとイルゼが演劇をするお話のようです。前回意地悪をしたローダも登場するようですし、どんなお話になるのか楽しみですね。(^^)
最終更新日 : -0001-11-30
* by 横溝ルパン
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
今回は本当に名場面が多いお話でしたね。昨日放映された一挙放送の時も、第4話だけはリアルタイムでもう一度視聴してしまいました。
それから、名作劇場では努力して勉強している子供たちがたくさん登場しますよね。
彼らの頑張りを見ていると、こんな恵まれた環境いるんだから、自分も甘えずに頑張ろうという気にさせられます。
ある名作ファンさんの第4話のあらすじとイラストがなかなか公開されないので、風邪がぶり返されたのかと心配していましたが、調子が悪かったのはパソコンの方だったんですね。(^^;
テディの描いた4人の絵、とてもよかったです。4人のキラキラした感じが、とてもよく伝わってきますね。(^^)
今回は本当に名場面が多いお話でしたね。昨日放映された一挙放送の時も、第4話だけはリアルタイムでもう一度視聴してしまいました。
それから、名作劇場では努力して勉強している子供たちがたくさん登場しますよね。
彼らの頑張りを見ていると、こんな恵まれた環境いるんだから、自分も甘えずに頑張ろうという気にさせられます。
ある名作ファンさんの第4話のあらすじとイラストがなかなか公開されないので、風邪がぶり返されたのかと心配していましたが、調子が悪かったのはパソコンの方だったんですね。(^^;
テディの描いた4人の絵、とてもよかったです。4人のキラキラした感じが、とてもよく伝わってきますね。(^^)
>静止画のスケッチが動き出す
今回は映像的にすばらしいシーンがたくさんありましたね。この二つのシーンは見ていて本当に世界が広がるような気がしました。
>ペリーの健気さ
字が読めない子供たちが、努力して文字に表された世界を知って、世界を広げてゆくというのは、名作には多いですね。
(ロミオやレミ、カトリなど)
私も自分が恵まれていることを思い知らされました。
まさに横溝ルパンさんのおっしゃるとおり、昔も今も、学びたいけれど学ぶ機会さえない人々がいることを忘れてはいけないと思います。
PS:大型連休なので張り切って更新するぞ!と思いつつ、WindowsのノートPCのトラブルがあったり、絵のスキャンに使っている大昔のPCのモニターが故障したりしているうちにやる気がなくなってしまいました。(苦笑)
でも昨日やっと第4話をアップしました。「テディの描いた4人の絵」も描いてみたのですが、いかがでしょうか。