
ゼロが目を覚ますと、所持していた拳銃がなくなり、側にはおびただしい血痕がありました。そのことから、ゼロは自分の正体を知る者が2人いると気がつくのでした。今回は、あの現場で何が起こったのか、その謎解きをするようなお面白さもありました。
正体を知られた人物の1人として、ルルは現場で目撃したシャーリーを疑います。シャーリーは、ルルから奪った拳銃を持ってナリタの慰霊碑へと向かっていたのでした。
C.C.と共にシャーリーの部屋に入ったルルは、時刻表に残された書き込みからシャーリーがナリタへ向かったことを知るのでした。
その頃、シャーリーはマオというギアス使いと出会っていました。前々回から登場していた謎のサングラス男・マオは、他人の思考を読み取るギアスの力を持っていたのでした。マオはシャーリーの考えを読み取り、彼女がルルを撃つように思考を誘導します。
遅れた到着したルルは、初めて自分以外にギアスの力を持つ者と遭遇することになったのでした。その動揺すらもマオに読み取られて、ルルは絶体絶命のピンチです。
そんなルルの前に、銃を構えたシャーリーが現れました。
そして、ついに前回の真相が描かれます。現場に残った血痕は、ヴィレッタのものでした。ルルを捕らえようとしたヴィレッタを、シャーリーが撃っていたのでした。
父親を殺されたことを知りつつ、ルルを守るためにヴィレッタを撃ったシャーリーの、ルルへの思いの深さを改めて感じました。
悲しみにとらわれたシャーリーの心を救うため、ルルはギアスの力を使い自分自身の記憶を消し去りました。
記憶を失った後のシャーリーとルルのやり取りは、とても切なかったです。ルルにとって、シャーリーという存在がどれだけ大切だったか痛いくらいに伝わってきました。
父を失い嘆くシャーリーとルルがキスしたのは、単なる同情!?と思っていましたが、ルルもシャーリーのことを大切に思っていたんですね。その場の勢いで何となくじゃないと知って、ちょっと安心しました。(^^;
マオは完全にC.C.ラブなんですねえ。詳しい事情はわかりませんが、C.C.の元彼ということなのでしょうか!?
C.C.を挟んで、ルルとマオは対立することになりそうですね。
それから、重傷を負ったヴィレッタを玉城が助けたことも、今後の展開に大きな影響を与えそうです。
玉城は日本解放戦線の自爆にも疑問を感じていましたし、この先ゼロが自分たちを利用しようとしているだけだと気がつきそうですね。
マオというイレギュラーの登場で、今後のルルたちがどんな状況に置かれることになるのか、ますます読めなくなりました。次回以降も楽しみです。
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最終更新日 : 2022-10-30
STAGE14 『ギアス 対 ギアス』 …
2007/01/30 00:35 少年カルコグラフィー