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2006-12-30 (Sat) 16:53

無限のリヴァイアス #9~#12

軌道保安庁との戦いが避けられないと知ったブルーたちは、ヴァイタル・ガーダーを動かして敵を撃墜するのでした。つかの間の勝利に浮かれたものの、その攻撃を逆手に取られてリヴァイアスはテロリストだと見なされてしまうのでした。

自分たちが生き延びるためのやむを得ない選択だったはずなのに、それが結果として自分たちを追い詰めることになってしまう展開が悲惨ですね。
総集編的な雰囲気の第12話が、これまでの状況を整理しつつ、謎の一部にも触れる内容なのも上手いです。

そんな状況の中でグランとソンは、ヴァイタル・ガーダーを支配して自分たちだけが助かろうと画策します。
祐希やイクミたちの活躍で反乱は阻止されましたが、このあたりから実習生たちの中で何かが壊れていったような気がします。

今回分では、ヴァイタル・ガーダーを使っての初の宇宙戦闘が描かれました。重力制御という架空技術が使われていながら、ここで描かれた戦闘にはそれまでのアニメにはないリアルさを感じました。
宇宙空間のように広い場所では、何か行動を起こしてもその結果がすぐに反映されません。相手の狙いを先に見抜いて、先手を打った行動が要求されるのでした。

5.1ch化されたのと合わせて、宇宙空間の場面が無音に変更されたそうですが、音がないことで逆にお話の緊張感が高まっているのがいいです。

戦闘の中、リヴァイアス本体とリフト艦は連絡が取れなくなってしまいます。
この状況は場合によっては、そのまますれ違って永遠に生き別れということもありえたわけですが、皮肉にも対立している相羽兄弟の判断が、そのピンチからリヴァイアスを救ったのでした。

情報操作によってテロリストと誤解されたリヴァイアスは、生き残るあてのない旅を続けることになりました。
昴治のナレーションにもありましたが、リヴァイアスの本当の苦しい旅はここから始まったのかもしれません。

昴治の提案で実施されたパーティから、一転して奈落の底に突き落とされるような脚本が凄いですね。
極限状況が続く中で、ファイナは徐々にその黒さを見せ始めました。祐希が昴治にファイナと付き合うのは止めておけと言っていましたが、ここでも兄より弟の判断が正しかったんですねえ。(^^;

1人ブリッジに残って涙を見せたり、ユイリィと何気にいい感じだったり、このあたりではブルーがかなりいい感じで描かれてますね。
ブルーの相棒(?)フーも、パーティでは総合司会を務めるなど活躍していました。

どんどん暗くなる状況の中で、しっかりお笑いを担当しているルクスンの存在がありがたいです。

最終更新日 : 2022-10-30

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