久しぶりに見直しました。何度見直してもそうですが、物語の全てが、さくらの想いに収束してゆく脚本が見事ですね。作画ももちろん素晴らしいのですが、それ以上にお話の構成が大好きなことを再確認しました。(^^)
知世と苺鈴のさくらと小狼のラブラブ大作戦、告白の練習としか思えないようなお芝居の内容、無のカードの出現、物語としての密度も非常に高く、無駄がないですね。
魔法少女ものということで、魔法のアクションシーンも迫力がありますが、一番大切にされているのはさくらの想いですね。この心情の描き方が絶妙だと思いました。
苺鈴の作戦で、突然さくらの家で食事をすることになった2人のギクシャク感は微笑ましいです。なんだか新婚早々のカップルみたいですね。かいがいしく食事の支度をするさくらとか、手が触れ合ってどっきりとか、お約束の場面が満載で楽しめました。
そして、いざ告白という時に必ず邪魔が入るのもお約束ですね。(^^;
そして、相変わらず無責任なエリオル君も健在でした。(^^;
記憶が不完全とか言いながら、結局全ての後始末はさくらたちにさせるんですからね。前世とはいえ、あなたが作ったカードでしょ!と言いたくなります。(笑)
クライマックスでの、お芝居の状況と、さくらと小狼の置かれた状況の微妙なシンクロもよかったです。涙ぐむさくら扮するお姫様、あれは絶対に演技だけじゃないですよね。
さらに最後の戦いを前に、新作コスチュームを用意する知世。普通に考えたら非常識な行為なのですが、さくらワールドでは、さくらと小狼に無事に帰ってきて欲しい、知世の強い思いに変換されてしまうのが素敵です。
無のカードを希望のカードへと変えた後の、さくらの告白からEDへとつながる流れもいいですね。
小狼に向かってジャンプするさくら、昇る陽の光、爽快感と開放感にあふれた、この作品らしい素晴らしいラストシーンだと思います。
この映画は、締めを飾るのにふさわしい内容でした。このような形で、きちんと物語をまとめ上げることができて、さくらという作品は本当に幸せだと思います。
最後にちょっと突っ込みです。
山崎君の代わりに小狼が舞台に出るのはいいとして、苺鈴は一体誰の代役として出演したんでしょうか!?(^^;
テレビ版の時からそうですが、実にタイミング良く登場する雪兎さん。その役回りは、最後まで健在でした。
フライで飛行中に落下したさくら。途中杖でブレーキをかけていたとはいえ、かなりの勢いで時計の振り子らしきものに激突していますが、傷一つ負ってません。桃矢が怪獣と呼びたくなる気持ちが、少しだけわかったような気がします。(^^;
そうそう。どうでもいいことですが、ちびモードの時のケロちゃん、どこかで見たようなと思ったら、先日拾ってきた子猫でした。(^^; 下ぶくれの体型といい、食べ物に対する執着心といい。(笑)
知世と苺鈴のさくらと小狼のラブラブ大作戦、告白の練習としか思えないようなお芝居の内容、無のカードの出現、物語としての密度も非常に高く、無駄がないですね。
魔法少女ものということで、魔法のアクションシーンも迫力がありますが、一番大切にされているのはさくらの想いですね。この心情の描き方が絶妙だと思いました。
苺鈴の作戦で、突然さくらの家で食事をすることになった2人のギクシャク感は微笑ましいです。なんだか新婚早々のカップルみたいですね。かいがいしく食事の支度をするさくらとか、手が触れ合ってどっきりとか、お約束の場面が満載で楽しめました。
そして、いざ告白という時に必ず邪魔が入るのもお約束ですね。(^^;
そして、相変わらず無責任なエリオル君も健在でした。(^^;
記憶が不完全とか言いながら、結局全ての後始末はさくらたちにさせるんですからね。前世とはいえ、あなたが作ったカードでしょ!と言いたくなります。(笑)
クライマックスでの、お芝居の状況と、さくらと小狼の置かれた状況の微妙なシンクロもよかったです。涙ぐむさくら扮するお姫様、あれは絶対に演技だけじゃないですよね。
さらに最後の戦いを前に、新作コスチュームを用意する知世。普通に考えたら非常識な行為なのですが、さくらワールドでは、さくらと小狼に無事に帰ってきて欲しい、知世の強い思いに変換されてしまうのが素敵です。
無のカードを希望のカードへと変えた後の、さくらの告白からEDへとつながる流れもいいですね。
小狼に向かってジャンプするさくら、昇る陽の光、爽快感と開放感にあふれた、この作品らしい素晴らしいラストシーンだと思います。
この映画は、締めを飾るのにふさわしい内容でした。このような形で、きちんと物語をまとめ上げることができて、さくらという作品は本当に幸せだと思います。
最後にちょっと突っ込みです。
山崎君の代わりに小狼が舞台に出るのはいいとして、苺鈴は一体誰の代役として出演したんでしょうか!?(^^;
テレビ版の時からそうですが、実にタイミング良く登場する雪兎さん。その役回りは、最後まで健在でした。
フライで飛行中に落下したさくら。途中杖でブレーキをかけていたとはいえ、かなりの勢いで時計の振り子らしきものに激突していますが、傷一つ負ってません。桃矢が怪獣と呼びたくなる気持ちが、少しだけわかったような気がします。(^^;
そうそう。どうでもいいことですが、ちびモードの時のケロちゃん、どこかで見たようなと思ったら、先日拾ってきた子猫でした。(^^; 下ぶくれの体型といい、食べ物に対する執着心といい。(笑)
最終更新日 : 2022-10-30
* by 新米小僧
ルパンさん、こんばんはー。コメント失礼します。
>密度も非常に高く、無駄がない
約80分の尺に、よくこれだけの要素を詰め込めたものだと思います。そのサービス精神、脚本の見事さは、ちょっとただ事じゃないですよね。僕も視聴後は満足感で一杯になりました。
>密度も非常に高く、無駄がない
約80分の尺に、よくこれだけの要素を詰め込めたものだと思います。そのサービス精神、脚本の見事さは、ちょっとただ事じゃないですよね。僕も視聴後は満足感で一杯になりました。
立て続けのコメントごめんなさい! * by 新米小僧
すいません!書いてる途中で送信してしまいました(^^; なので、あとちょっとだけ続きを…。
こんな気持ちにさせてくれるアニメ映画も、そうはないと思います。TVシリーズと合わせてみても、僕はこの「封印されたカード」が作品的に一番お気に入りです。
>苺鈴は一体誰の代役
あーそれは気付きませんでした(笑)。たぶん、強引に役を作ったんじゃないでしょうか?
ルパンさんの厳しい突っ込みは健在ですね~(^^;
あと、原作版も少しずつ読み始めました。CLAMPさんの作品は初めてだったのですが、実に可愛い少女漫画ですね(^^) 最終巻まで読破したいと思っています。
こんな気持ちにさせてくれるアニメ映画も、そうはないと思います。TVシリーズと合わせてみても、僕はこの「封印されたカード」が作品的に一番お気に入りです。
>苺鈴は一体誰の代役
あーそれは気付きませんでした(笑)。たぶん、強引に役を作ったんじゃないでしょうか?
ルパンさんの厳しい突っ込みは健在ですね~(^^;
あと、原作版も少しずつ読み始めました。CLAMPさんの作品は初めてだったのですが、実に可愛い少女漫画ですね(^^) 最終巻まで読破したいと思っています。
いい作品ですよね * by 横溝ルパン
こんにちは。コメントありがとうございます。
>kazyさん
この作品、真綾さんも非常に重要な要素ではありますが、それを抜きにしても清々しくて心が洗われるようなきれいな作品ですよね。(^^)
まだ続編は作れるかもしれませんが、個人的にはこの作品はこのままきれいに終わって欲しいですね。某ヤマトや某ルパン^^;みたいになると悲惨ですので。
子猫の写真、kazyさんの言葉に励まされて、性懲りもなくアップしてしまいました。(^^;
完全な親ばかモードになってます。問題は、被写体は可愛いのに、私の撮影技術が悪すぎてピンぼけや手ぶれが多すぎることです。(涙)
>新米小僧さん
原作を読まれているんですね。うれしいです!(^^)
この映画、本編の続きということもあって、テレビ版を見た後に見ると、特に盛り上がるんですよね。
1作目の映画も佳作でしたが、番外編的なお話なのが少し残念でした。この作品は、完全な続編でファンの気持ちに応えまくってくれているのが良かったです。
>厳しい突っ込み
初めて見たときは、もの凄く素直に感動していたのですが、やはり2回目以降となると心に余裕があるせいか、細かなところまでチェックしちゃうんですよね。(^^;
そうそう。原作の他にも、ドラマCDとかキャラソン集とか、いろいろ発売されているのですが、よろしかったらこちらもどうぞ。(私は勢いが止まらなくなって、ついつい買いそろえてました^^;)
>kazyさん
この作品、真綾さんも非常に重要な要素ではありますが、それを抜きにしても清々しくて心が洗われるようなきれいな作品ですよね。(^^)
まだ続編は作れるかもしれませんが、個人的にはこの作品はこのままきれいに終わって欲しいですね。某ヤマトや某ルパン^^;みたいになると悲惨ですので。
子猫の写真、kazyさんの言葉に励まされて、性懲りもなくアップしてしまいました。(^^;
完全な親ばかモードになってます。問題は、被写体は可愛いのに、私の撮影技術が悪すぎてピンぼけや手ぶれが多すぎることです。(涙)
>新米小僧さん
原作を読まれているんですね。うれしいです!(^^)
この映画、本編の続きということもあって、テレビ版を見た後に見ると、特に盛り上がるんですよね。
1作目の映画も佳作でしたが、番外編的なお話なのが少し残念でした。この作品は、完全な続編でファンの気持ちに応えまくってくれているのが良かったです。
>厳しい突っ込み
初めて見たときは、もの凄く素直に感動していたのですが、やはり2回目以降となると心に余裕があるせいか、細かなところまでチェックしちゃうんですよね。(^^;
そうそう。原作の他にも、ドラマCDとかキャラソン集とか、いろいろ発売されているのですが、よろしかったらこちらもどうぞ。(私は勢いが止まらなくなって、ついつい買いそろえてました^^;)
自分もこの劇場版大好きです~。手元にDVDも控えてます!
真綾さんが出てることはもちろんポイント高し!なのですが、それ以前に清々しいとすら思えるこの作品らしい締めくくりがとっても好きです。 全編が優しいものに包まれているような感じで、ホント、幸せな作品だと思います。
新作...はないですよねぇ、きっと。それがいいのかも、ですけど。(笑)
そうそう、良かったら、たまに子猫の写真をアップして見せてくださいね~。