
作品の冒頭で、どんな風にチャップリンが映画の撮影をしていたのか紹介されているのが楽しいです。
今と違って特撮技術やCGはありませんので、役者さんが体を張っているのが凄いです。映画の中で、これどうやって撮影したんだろうと思う場面が何カ所もありますが、きっと成功するまで何度もやり直したんでしょうね。
物語は、一匹の捨て犬と出会ったチャップリンが、酒場の新人歌手の女性と仲良くなり、運良く大金を手に入れて幸せに暮らすという単純なものです。後期の作品のような重いテーマや風刺はあまり感じられませんが、観客を笑わせるための仕掛けにあふれた楽しい作品です。
個人的に好きな場面は、ペットの持ち込み禁止の酒場に、チャップリンが犬をポケットに隠して入り込むところです。ポケットのお尻に穴が開いていて、そこから犬のしっぽだけが出ていてお客が驚いたり、そのしっぽで置いてあった太鼓が鳴らされたりするのが愉快です。
また、屋台からちゃっかり食べ物をいただいてしまう場面や、ギャングの1人を気絶させて二人羽織で取られたお金を取り戻そうとする場面も傑作です。
それから、チャップリンの映画ではたいていそうなのですが、威圧的な警官や貪欲なお金持ちが絵に描いたような悪役になってます。チャップリンが徹底的に庶民や弱者の味方なのも、多くの人から作品が愛されている理由なんでしょうね。
最終更新日 : 2022-10-30
私も大好きです * by ハル
チャップリンの短編シリーズはどれも大好きです。前半のあまり政治色、メッセージ色の濃くない純粋なコメディものが好きです。『犬の生活』『黄金狂時代』『モダンタイムス』『キッド』などなどどれも映画史に残る名作ですよね。ちなみに私のブログ『犬の生活』ももちろんチャップリンのものからいただきました。
チャップリン大好きです * by 横溝ルパン
こんにちは。またまたコメントありがとうございます。
チャップリンの作品、短編も長編もそれぞれとっても楽しいですよね。短編は、観客を笑わせるための仕掛けとタイミングの良さが光っていると思います。(^^)
ブログの名前をチャップリンの作品から取られたとは素晴らしいですね。犬の生活に登場するワンちゃんは、とってもおとなしくていい子ですよね。
チャップリンの作品、短編も長編もそれぞれとっても楽しいですよね。短編は、観客を笑わせるための仕掛けとタイミングの良さが光っていると思います。(^^)
ブログの名前をチャップリンの作品から取られたとは素晴らしいですね。犬の生活に登場するワンちゃんは、とってもおとなしくていい子ですよね。
はじめまして。 * by ルーシー
はじめまして、こんにちは!
「チャップリン」で検索して来ました。
社会風刺も鋭くメッセージ性の高い彼の素晴らしい作品の数々は、喜劇というジャンルではとてもくくることが出来ませんね。
まさに天才です!
私も今回、「街の灯」を記事にしました、よかったら一度いらして下さいませ~ではまた!
「チャップリン」で検索して来ました。
社会風刺も鋭くメッセージ性の高い彼の素晴らしい作品の数々は、喜劇というジャンルではとてもくくることが出来ませんね。
まさに天才です!
私も今回、「街の灯」を記事にしました、よかったら一度いらして下さいませ~ではまた!
「街の灯」、いい作品ですよね! * by 横溝ルパン
はじめまして。コメントありがとうございます。
チャップリンの作品は、笑いながらも、泣かされたり考えさせられたりすることが多いですね。
「街の灯」は、花売り娘との再会シーンが切なかったです。でも、最後はきちんと希望を感じさせて終わるのが、チャップリンの作品の優しさですね。
チャップリンの作品は、笑いながらも、泣かされたり考えさせられたりすることが多いですね。
「街の灯」は、花売り娘との再会シーンが切なかったです。でも、最後はきちんと希望を感じさせて終わるのが、チャップリンの作品の優しさですね。