潤がカラスに襲われていたムササビを助けて、育てるお話でした。
風に乗って空を飛べる世界で、本来なら飛べるはずなのに飛べないムササビを登場させたのが上手いなあと思いました。魔法などの実際にありえない力を登場させる時、それ以外の部分をリアルに描くことで、その作品世界に説得力が増す良い例だと思いました。
また、ナオがいきなり風を使うのではなく、潤が努力して努力して、それでも"どんぐり"が飛ぶことが出来なくて、初めて風を使うのもよかったです。何でも魔法で簡単に解決では、物語として面白くないですからね。
それから、演出として凄いと思ったのは、一人暮らしのおばあさんに"どんぐり"を譲ることを潤が決意する場面でした。普通なら、おばあさんを可哀想に思って譲ったことをセリフで描いてしまいますが、その場面でセリフをいっさい使わず、潤と"どんぐり"が一緒に飛び立つ幻想的な場面を描いて、潤が何を決意したのかきちんと視聴者に伝えたことです。
前回もそうでしたが、今回も風というモチーフの使い方が素晴らしかったです。基本的にさわやかな風ですが、心の動きを風として表現するとは! こんな描き方もあったんだと驚かされました。
次回はナオが風邪を引いてしまうお話みたいです。風がテーマな作品で風邪ですか。(笑)
どんなお話になるのか楽しみです。
風に乗って空を飛べる世界で、本来なら飛べるはずなのに飛べないムササビを登場させたのが上手いなあと思いました。魔法などの実際にありえない力を登場させる時、それ以外の部分をリアルに描くことで、その作品世界に説得力が増す良い例だと思いました。
また、ナオがいきなり風を使うのではなく、潤が努力して努力して、それでも"どんぐり"が飛ぶことが出来なくて、初めて風を使うのもよかったです。何でも魔法で簡単に解決では、物語として面白くないですからね。
それから、演出として凄いと思ったのは、一人暮らしのおばあさんに"どんぐり"を譲ることを潤が決意する場面でした。普通なら、おばあさんを可哀想に思って譲ったことをセリフで描いてしまいますが、その場面でセリフをいっさい使わず、潤と"どんぐり"が一緒に飛び立つ幻想的な場面を描いて、潤が何を決意したのかきちんと視聴者に伝えたことです。
前回もそうでしたが、今回も風というモチーフの使い方が素晴らしかったです。基本的にさわやかな風ですが、心の動きを風として表現するとは! こんな描き方もあったんだと驚かされました。
次回はナオが風邪を引いてしまうお話みたいです。風がテーマな作品で風邪ですか。(笑)
どんなお話になるのか楽しみです。
最終更新日 : 2022-10-30
空は飛べないまでも、風を操る事が出来る少女と、ムササビをひろった少年。 風を操る事が出来ると言っても、それで世の中をどうしようとか、誰かの危機を救おうとか、そんなお話ではなく、飛べないムササビを一所懸命になって飛べるようにしてあげよう、というお話。 非 …
2006/07/11 00:36 バラックあにめ日記