日々の記録

イヴの記憶が蘇り、葵との関わりが明らかになるお話でした。

香蘭女子との対戦中に、いきなり葵が体調を崩しました。後を託されたイヴは、旗包みで勝利を勝ち取りました。葵はすぐに病院で精密検査を受けましたが、不思議なことにどこにも異常はありません。しかし葵の母・世良は、その理由に心当たりがあるようです。どうやらそれは、葵の父天鷲一彦がすでに亡くなっていることと関わりがあるようです。

灘南体育女子学園との決勝を前に、葵は休養を命じられました。しかし退屈していた葵の前に、亜室が現れました。練習場に葵を誘った亜室は、そこで3つのショットを葵に見せました。1つめは、葵の母・世良のショットを再現したもの。2つめいは父・天鷲一彦のショットを再現したもの。そして最後のショットは、それらを上回るものでした。

その3つめのショットこそが、本来の葵のショットだと亜室は教えたのです。そのショットを打つことは、亜室の体にかなり負担をかけるものでした。しかし、そのショットを見たことで、いきなり葵は進化しました。

翌日の灘南体育女子学園との対戦では、葵は今までにないショットで相手を圧倒します。自分たちの方が優位だと確信していた灘南体育女子学園の姫川と及川のペアは、そんな葵の変貌に翻弄されます。そして試合は、イヴと葵のペアが圧倒的な優勢でした。

ところが、ここでまた葵の体に異変が起きます。勝負を決めるには、ここでイヴがショットを決めるしかありません。イヴは再び旗包みを狙いますが、その時に起きる頭痛がイヴの埋もれていた記憶を呼び覚ましました。なんとイヴの父は、葵と同じ天鷲一彦だったのです！

そんな天鷲一彦が理想としたショット。それがスイングした時に、虹がかかるショットでした。覚醒したイヴは、その理想の虹色のショットを放ちました。旗包みの次は、モズ落としかと期待しましたが^^;、今回のイヴのショットは強烈なバックスピンでカップに入りました。

同じ父を持つイヴと葵。そして2人の放つスーパーショットには、どんな秘密が隠されているのでしょうか!n