日々の記録

雪海の中を歩いて、カイナがヤオナと一緒にリリハの救出に向かうお話でした。

バルギアに捕らえられたリリハを救うために、カイナとヤオナは雪海の下でつながる軌道樹をたどって、バルギアとの交渉が行われる場所を目指します。その途中で、カイナは再び不思議な光る物体を目撃しました。この光る物体、カイナやリリハを導いているみたいです。

その頃、バルギアに捕らわれたリリハは、アメロテと話をしていました。降伏を勧めるアメロテに、リリハは少しでも有利に交渉を進めようと、天膜で賢者と出会ったと嘘をつきます。賢者がもうすぐ世界に水を復活させてくれるので、２つの国が争う必要はないと訴えました。そんな嘘にアメロテはだまされませんが、リリハの賢さには感心したようです。

そしてアトランドでは、交渉に向けた準備が進められていました。王はバルギアとの戦いを決意し、リリハの命も諦めています。そこにヤオナとカイナが行方不明になったことが伝えられました。しかし王は、単にヤオナがカイナを遊びに連れ出したくらいに思っているようです。

危ない時もありましたが、カイナとヤオナは順調に雪海の下を歩いていきました。雪海に沈んだ軌道樹の中には、いまだに空気が残っている場所もありました。そこでカイナたちは、一息つくことができました。ところが、カイナたちは目的地に遠回りしていることがわかりました。彼らの到着前に、交渉の使者が目的地に到着していたのです。

遅れを取り戻すために、カイナは雪海を泳ぐ魚(？)を利用して、一気に目的地を目指します。しかし、あと少しというところで、魚から振り落とされてしまいました。打ち所が悪かったのか、カイナは動きません。そんなカイナを、ヤオナは必死に雪海の上まで引き上げました。

バルギアの最高司令官ハンダーギルは、情け容赦のない人物でした。リリハの目の前で、アトランドからやって来た使者を刺し殺しました。そして次はと、リリハに剣を向けます。カイナたちは間に合わず、リリハは命を奪われたのかと思いきや、カイナたちが発見した時には、なぜか目隠しをされたリリハは船の上に縛り付けられていました。ハンダーギルの気が変わって、アトランドの戦意を喪失させるためにリリハを利用しようというのでしょうか!?

毎回スローペースですが、次回が気になる展開が続きますね。(^^;
そして、ふと思った素朴な疑問。この世界は水が不足しているそうですが、雪海の水を蒸溜して飲み水を作れないのでしょうか!?