日々の記録

地下テニス大会の決着と機密書類の真相。そして女の戦いが描かれました。

地下テニス大会の決勝で、ロイドとフィオナのペアは大会の主催者であるキャンベルの用意した罠とも戦うことになりました。グラウンドが微妙にへこみ、ネットの高さが変わり、風がボールを操ります。それに加えて、狙撃者までもキャンベルは用意していました。

しかしロイドとフィオナは、それらの罠をことごとく打ち破りました。元々、超人的な能力を持つ２人だけに、最初から優勝するのは見えていましたけど。(^^;

そして優勝したロイドたちは、ついにターゲットである絵を手に入れられるところまできました。ところが、直前に保安局からキャンベルに連絡が入り、その絵は保安局に回収されることになってしまいました。しかし、そんな状況までもロイドたちは備えていました。

隙を突いて事前に用意した偽物の絵と、本物をすり替えたのです。こうしてロイドとフィオナは、見事に任務を達成したのでした。こんなに苦労して手に入れた機密文書ですが、それは東西の紛争の火種となるものではなく、高官が個人的な趣味で集めていたアイドルのブロマイドでした。(^^;

ブロマイドにお金をつぎ込んでいることを奥さんに知られて、泣く泣くコレクションを処分しましたが、どうしても捨てられなかったものが、密かに保存されていたのです。

大会を終えたロイドは、フィオナと別れて自宅に帰ろうとします。ところが近所の公園では、ヨルのアーニャがまだテニスの練習をしていました。それを知ったフィオナは、ヨルに勝負を申し込みました。女の戦いの始まりです！

暗殺者として鍛え抜かれたヨルのパワーは、信じられないものがありました。フルパワーでボールを打つとガットでボールがスライスされてしまうのです。(^^;
ボールがスライスされないように加減して、ヨルが放ったボールをフィオナは受けようとしますが、パワーをセーブしてなおヨルのボールにはフィオナのラケットを粉砕するほどの力がありました。

ヨルのパワーに圧倒されたフィオナは、その場から立ち去りましたが、翌日から山ごもりしてテニスの修行をしていました。森の動物たちには、思いがけない災難ですね。(^^;