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2022-12-10 (Sat) 22:07

アグレッサーズ/神林 長平

神林長平さんの戦闘妖精・雪風シリーズ第4作、「アグレッサーズ」を読み終えました。

「アグレッサーズ」の発売を知って、ようやく「アンブロークン アロー」を読み終えましたが、「アグレッサーズ」を読むのは文庫が発売されてからかなあと思っていました。ところが図書館にあったのを見つけて、予想外に早くこの作品を読むことができました。(^^)

地球に向かった零と桂城は、再びフェアリイ星へと還ってきました。しかしFAF基地の様子に、零と桂城は違和感を感じました。それはFAFのコンピュータが、ジャムが立ち去るというメッセージを受けて、機能を停止していたからでした。2人は唯一動いていた、叙勲コンピュータを起点にして、システムを再起動させました。

特殊戦は、ジャムはすでに地球への侵入を果たしていると考えていました。そうなると、FAFは存在意義を失ってしまいます。そんな中、特殊戦を率いるクーリィ准将は姿を消したジャムを誘い出すために、特殊戦に新たな部隊を発足させました。それが仮想敵としてジャムを演じる、アグレッサーズでした。

ジャムの総攻撃により、FAF基地が大きな打撃を受けたことは地球にも知られていました。FAFの様子をつかむために、オーストラリアと日本の連合部隊が、フェアリイ星に派遣されてきました。その中に空軍の田村伊歩がいました。彼女は、空軍の卓越したパイロットでありながら、好戦的な行動が問題視されて、フェアリイ星へと送り込まれてきたのです。

そしてもう1人、これまで地球でジャムの脅威を報道してきたリン・ジャクスンも、日本の軍属となってフェアリイ星へとやって来ました。それは彼女のテーマが、ジャムの脅威を地球に知らしめることから、ジャムとは何かに変化したからです。

物語の後半は、そんな伊歩が物語を引っ張ります。雪風と模擬戦を行うことになった伊歩は、そこで味方機でありながら、同時にジャムである状況に直面します。ところが伊歩には、コンピュータさえ欺かれる中でもジャムを視認できる力がありました。

そんな伊歩に、地球から来た機体と重なってフェアリイ星に舞い戻ったロンバート大佐が接触してきます。ロンバート大佐は、伊歩をジャムに取り込もうと考えたのです。しかし伊歩はそれをはねつけます。
内に激しい暴力への衝動を持つ伊歩が、それを抑制することなく戦える相手。それこそがジャムだったからです!

そして伊歩は、零や桂城と共にアグレッサーズの一員となりました。新たな登場人物が加わり、これからどんな方向に物語が向かってゆくのか、続きが気になります。

最終更新日 : 2023-01-08

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