日々の記録

今回は、嫉妬がからんだ２本のお話でした。

前回登場した、ロイドの勤務する病院で、組織との連絡役を務める事務員のフィオナ。彼女はロイドに鍛えられたスパイで、コードネーム「夜帷」と呼ばれていました。オペレーション・ストリクスが滞っているのは、ロイドの妻ヨルに原因があると主張した夜帷は、ヨルを排除して自分が妻の座につこうと考えました。

そして夜帷は、ロイドの留守に自宅を訪れました。応対するヨルに、自らロイドから身を引かせようと考えたのです。しかしそれは、予想外に早くロイドとアーニャが帰ってきたことで失敗しました。

夜帷が家にいることを知ったロイドは、通常の会話の裏側で行われるスパイ独自の会話で、夜帷の来訪の目的を聞き出します。この場面、表の会話と並行して裏の会話の字幕も読まなければならなかったので、なかなかたいへんでした。(^^;

アーニャはテレパシーで、夜帷もスパイだと知りました。そして実は夜帷は、ロイドのことが大好きで結婚を目論んでいることを知りました。しかも、ヨルを追い出して夜帷が妻になったら、ロイドの目的をより速く達成するために、アーニャをビシバシとスパルタ教育しようと考えていました。

それを知ったアーニャは、ことさらにヨルに甘えて、ヨルが良いお母さんであることをアピールします。そして夜帷は、知りたくなかった真実を知ってしまいました。家族の前でロイドが見せた笑顔。それは今までに夜帷が見たことのない、心からの笑顔だったのです。自らの敗北を悟った夜帷は、ロイド家を後にするのでした。

ここでEDが入ったので、今回はこれで終わりかと思ったら、EDの後にボンドが嫉妬するお話がありました。
テレビのアニメでペンギンが死ぬのを見たアーニャは、ペンギンが可哀想でその夜はペンギンのぬいぐるみを抱いて眠りました。

ところが、朝起きるとペンギンのぬいぐるみがボロボロになっていました。ペンギンに嫉妬したボンドが、ぬいぐるみをボロボロにしてしまったのです。ボンドの仕業だと知ったアーニャに、ボンドは嫌いだと言われてしまいました。

アーニャをなだめるために、ヨルがぬいぐるみを修繕しようとしますが、かえってボロボロにしてしまいました。そこでロイドが、ぬいぐるみを修理しました。さすがに完璧に元には戻せませんでしたが、体中についた傷跡は勲章だと言われて、ようやくアーニャも納得しました。

そこにボンドが、ピーナッツを持ってきました。アーニャに悪いことをしたと反省したボンドは、仲直りしようとしたのです。それをアーニャも受け入れて、アーニャとボンドは仲直りすることができました。ほっこりできるエピソードで、よかったです。(^^)