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2022-11-03 (Thu) 14:24

メインテーマは殺人/アンソニー・ホロヴィッツ

アンソニー・ホロヴィッツさんの「メインテーマは殺人」を読み終えました。以前読んだ著者の「カササギ殺人事件」とは異なり、このシリーズでは著者本人がワトソン役として登場して、元警官のホーソーンと事件に挑みます。

物語の中で、著者はドラマの仕事で知り合ったホーソーンから、自分を主人公にした本を書いて欲しいと頼まれます。ホーソーンはかなり気むずかしい人物なので、著者はあまり乗り気ではありませんでしたが、結局はホーソーンの仕事を引き受けます。

そんな2人が最初に挑むのは、葬儀社で自分の葬儀の手配をした女性が、その日のうちに殺されてしまった事件です。調査を進めると、その女性はかって子供をひき逃げしてしまったことがありました。しかし警察は、過去の怨恨による事件ではなく、女性の住まいの近所で起きている強盗事件と関わりがあると考えていました。

作品の舞台は、2010年代でiPhoneも登場する(!)のですが、古き良き時代のミステリーの雰囲気が感じられました。殺害された死体の描写が克明すぎるのは少しマイナスポイントでしたが、作品全体としては全ての真相がきっちりと納得出来る形で説明されて、とても面白かったです。

作中に登場する著者自身はどのくらい現実を反映したものなのか、そして私生活が謎だらけのホーソーンの不思議な魅力もあって、続きが気になるシリーズです。

最終更新日 : 2022-12-01

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