日々の記録

意外とあっけなく、２つ目の試験が終了しました。(^^;

Cクラスの女子たちからいじめを受ける軽井沢。それを綾小路は、利用しました。綾小路が平田に代わって軽井沢を守ると約束して、その代わりに彼女を自分の手駒として利用することを考えていたのです。綾小路と堀北はいい感じの協力関係にありますが、残念ながら堀北にはクラスの女子を束ねて動かす影響力はありません。軽井沢を利用することで、それを補うことができます。

そして試験は４日目の最終日を迎えました。ここでDクラスの幸村が動きました。自分のスマホを他のメンバーに見せることで、他のメンバーにもそうするように求めたのです。Aクラスは乗り気ではありませんでしたが、B、Cクラスがこの誘いに乗りました。

しかし、これを実行する前に、綾小路と雪村はお互いのスマホを交換していたのです。これでDクラスが、他のクラスを出し抜くかと思いきや、Bクラスの一ノ瀬がトリックを見破りました。一ノ瀬はわざと綾小路のスマホに電話して、それが綾小路の物ではないことを暴露したのです。

これでDクラスの目論見は失敗と思いきや、さらにもう１つの罠を綾小路は仕掛けていました。幸村とスマホを交換する前に、綾小路は軽井沢とスマホを交換していたのです。そして軽井沢こそが、このグループの優待者でした。軽井沢が優待者だということは、綾小路は早くから気づいていました。

しかし、この場合でも単純にスマホを交換すると、別人のスマホを使っていることがバレてしまいます。そこで綾小路は、事前に担任からスマホのSIMロックを解除する方法を購入していました。この学園では、必要な代償を支払えば、買えない物はないのです。

こうして２回目の試験が終わりました。そして結果が発表されると、単独で首位に立ったのは、Cクラスでした！
どんな方法を使ったのかわかりませんが、龍園は闇雲に大口を叩いていたわけではなかったのです。２位はDクラス、３位はBクラス、そして最下位はAクラスでした。

今回は前半の軽井沢へのイジメ、そしてその時の綾小路の行動が非情すぎて、ちょっと引いてしまいました。(^^;
その後のスマホを使ったトリックは面白かったですが、なんだかよくわからないうちに試験が終わってしまって、ちょっと消化不良な感じでした。

龍園がどんな方法でＣクラスを勝たせたのか。そしてものすごい額のポイントを、一ノ瀬が所持しているのはなぜなのか。2000万ポイントを取得できれば、クラスのランクに関係なく、その者は最終的に優遇されますが、現在までにそれを実現した生徒はいない、という設定も気になりました。