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2022-07-02 (Sat) 22:45

秋/アリ・スミス

前に読んだ「両方になる」が面白かったので、秋・冬・春・夏と続く4部作の1作目「秋」を読んでみました。

物語のベースは、療養施設で眠り続けている101歳(!)の老人ダニエルと、それを見守る彼の隣の家に住んでいたエリサベス(注・エリザベスではない)のつながりです。とはいえ、物語が順に語られてゆくのではなく、自由に過去と現在を移動しながら断片的な出来事が描かれます。

それが1つ1つ積み重なって、最後に物語の全体が見えてきます。もっとも、最後まで意味がよくわからない断片もありましたが。(^^;

作中でコラージュが1つの要素として出てきますが、この作品自体が様々な断片が1つになって語りかけてくるコラージュ的な作品なのかもしれないと思いました。「両方になる」と同じく、この作品も好き嫌いがはっきり分かれる作品だろうなあと思います。

私自身は、最後まで読み通した時に爽快感を感じました。特に物語の終盤で、エリサベスとは相容れない存在と感じられた、彼女の母がとったまさかの行動には「よくやった!」と喝采したい気持ちです!(^^)

最終更新日 : 2022-07-02

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