日々の記録

ユーリには何とか対応したものの、その後ロイドとヨルが微妙な雰囲気になってしまうお話でした。

夫婦だということを証明するために、キスしてみせろと迫ったユーリ。しかし、お姉さんが大好きな彼にとっては、これは諸刃の剣でした。(^^; 大好きな姉が目の前で他の男とキスすることに、彼は耐えられなかったのです。

覚悟を決めるためにヨルがワインをがぶ飲みしたこともあり、気がつけばユーリはボコボコになっていました。彼は捨て台詞を残して立ち去りましたが、この家族と関わる数が増えるほど彼は傷つくだけような気もします。

ここまでユーリが、お姉さん大好きになったのは、彼の幼い頃の思い出にありました。テストでいい成績をとった彼は、それをヨルにみせました。そして将来は、お姉さんと結婚したいと言ったのです。それにヨルが、ユーリが大きくなるまで結婚しないで待っていると答えたため、ユーリのシスコンがますます深まったようです。(^^;

なんとかユーリの訪問を切り抜けたロイドたちでしたが、ユーリが秘密警察の人間だと気づいたロイドは、ヨルが意図的に自分に接触してきたのではないかと疑いを持ちました。そして仕事に出かけるヨルに、盗聴器を仕掛けました。一方、ヨルも前夜の失態でへこんでいます。アーニャはテレパシーで、父と母の間に微妙な空気が流れていることを察知します。

そしてロイドはヨルを試すために、情報屋に協力させて秘密警察に変装してヨルの前に現れました。ここでヨルが、逮捕を逃れるためにユーリのことを持ち出せば、ヨルが秘密警察と通じている可能性があります。しかしヨルは、弟のことは全く持ち出しませんでした。それでロイドは、ヨルは秘密警察と関わりがないと判断しました。

夕方、帰宅中の２人は途中で顔を合わせました。そこでようやく２人は、元のような仲良しに戻ることができました。帰宅して、それを知ったアーニャは喜びました。

前半のユーリの暴走^^;、ロイドとヨルの間に流れた、微妙な空気からのラストの温かさが印象的なお話でした。(^^)