日々の記録

イヴが葵と戦うために、雷凰女子学園にやって来るお話でした。

物語の視点が日本へと変わり、早乙女イチナが新たな語り手となりました。イチナは、雷凰女子学園のゴルフ部に所属する１年生です。彼女の夢は、プロキャディーになることでした。寝坊して遅刻したイチナは、自発的に部室の掃除を始めました。

そんなイチナに声をかけてきたのは、同じく１年の実園遥香です。彼女は中学時代は、全国３位になるほどの実力者でした。遥香はイチナのキャディーとしての実力を認めていて、自分のキャディーになって欲しいと思っています。しかし遥香は、イチナの理想とする選手ではありませんでした。

そんな２人の前に、いきなりイヴが現れました。なんとイヴは、葵と勝負するために日本に着いてすぐに雷凰女子学園に乗り込んできたのです。しかしゴルフ部の練習場に、部外者が入ることは認められていませんでした。部長の神宮寺絹江に見つかったイヴは、もし遥香にワンホールマッチで勝つことができたら、入ることを認めてもいいと持ちかけられました。

もちろん、イヴはこの勝負を受けました。しかし、このホールはイヴにとっては、初めてのホールです。それを理由に、イチナはイヴのキャディーに立候補しました。イチナは、イヴの放ったワンショットでその実力に気づいていたのです。

遥香は葵やイヴほど、パワーのあるゴルファーではありませんでした。しかし、総合力で勝ればイヴに負けないと信じていました。そんな遥香の考えを、イヴはたった２回のショットで打ち砕きました。見かねたイチナは、遥香のパットにアドバイスをしてあげましたが、遥香はそれを活かしきれませんでした。

こうしてイヴは、あっさりとゴルフ部のグラウンドにとどまることを認められました。そこに葵が現れて、あれよあれよという間にイヴは雷凰女子学園の学生になってしまいました。同じ学園のゴルフ部に所属して、ここから本当の２人の戦いのスタートですね。

舞台が日本の女学園に変わったことで、作品の雰囲気が変わりましたね。(^^;
今回の山場は、イヴと遥香の対決ですが、数々の修羅場をくぐり抜けてきたイヴが相手では、全く勝負になりませんでした。イヴと互角に戦えるのは、葵だけなのでしょうか。それとも、ゴルフ部の選手の中には、他にも強敵がいるのでしょうか!?