日々の記録

スパイとしての使命と、アーニャの教育方針でロイドが悩むお話でした。

優等生になるのは難しいと判断して、ダミアンとお友達になることを目指したロイドでしたが、入学早々にアーニャがダミアンを殴ってしまい、早くもプランが崩壊しています。

少しでも早く状況を改善するために、ロイドはアーニャにダミアンに謝ることを命じました。しかし、ベッキーの邪魔が入って、なかなかアーニャはダミアンに謝ることができません。学校に潜入していたロイドは、偽の校内放送でベッキーを誘い出し、アーニャが謝るチャンスを作りました。

ダミアンの側に行ったアーニャは、取り巻きの悪口をテレパシーで聞き取り、泣き出してしまいました。それでも何とか、ダミアンに謝りました。それを受けてのダミアンの反応は、意外なものでした。いつも自分を真っ直ぐに見つめてくるアーニャに、ダミアンは恋してしまったようです！

その場からダミアンが逃げ出したのを見たロイドは、謝るのに失敗したと判断しました。そこで今度は、自宅でアーニャの勉強に力を入れます。しかし、いきなり難しいことを教えられてアーニャは混乱するばかりです。さらに一緒に勉強をしようとするヨルの考えを読み取ると、殺し屋らしい思考(？)に余計にアーニャはより混乱してしまいます。

そしてついに、アーニャは部屋に閉じこもってしまいました。それでも勉強を続けようとするロイドを、ヨルが止めました。無理やり勉強させるよりも、それをアーニャが楽しいと思ってくれた方が効果があるというのです。さらに、ロイドにとっては任務を達成することが大切ですが、それはアーニャ自身が望んだことではありません。

アーニャの気持ちも考えずに、無理に勉強させようとしたことにロイドは落ち込みます。そしてアーニャのためにも、まずは自分が理想に父親にならなければと思いました。そんなロイドの思いとは知ってか知らずか、部屋にこもったアーニャは自分なりに努力していました。アーニャは自力で勉強していて、疲れて眠ってしまったのです。

そんなアーニャを、ロイドはやさしくベッドへと運ぶのでした。というわけで、ダミアンの思いがけない反応と、ロイドたちがさらに本当の家族に近づくやり取りが楽しいお話でした。

次回は、ヨルの弟のユーリが、姉がすでに結婚していたことを知ってやって来るようです。ユーリは外務省で働いているようですが、どんな仕事をしているのでしょうか!? 次回も気になります。(^^)