日々の記録

今回で「ハコヅメ」も最終回です。

牧高が被害者の女の子から情報を得て、ついに警察が犯人確保に向けて動き始めました。でも麻依たちは、捜査の最前線からは外されそうな雰囲気です。そこで無断で、麻依と山田、牧高が動きます。・・・刑事ドラマあるあるですが^^;、実際にこういうことってあるのかなあ。

一方、藤先輩と源刑事は犯人たちの乗った車を尾行していました。とはいえ、長時間の尾行は相手に気づかれる恐れがあるので、途中で他のチームと交代しながら犯人たちの動きを追います。

そんな中、牧高が犯人たちが動き出した時間が、これまで事件が起きた時刻より遅いことに気づきました。それがヒントになって、麻依は学習塾の１つが夜遅くまでやっていることを思い出しました。その読みが見事に当り、麻依たちが待ち構えるところに、犯人たちの車がやって来ました。

犯人たちは、あらかじめある女の子に狙いをつけていたのです。その子に危険が迫った時、牧高が動きました。山田刑事が車を運転していた男を確保している間に、麻依は逃げ出したもう１人を追いかけます。相手は刃物も持っていて、追いかけるのは麻依１人です。絶対的に不利な状況ですが、ある思いが麻依を突き動かしていました。

それは、ここで犯人を取り逃がしたら、藤先輩をはじめとする他の人たちから、どんな扱いが待っているかでした。(^^;
その恐怖は、刃物を持つ犯人以上でした。結局、遅れて到着した源刑事が、犯人を捕まえました。逮捕する時には、かなり私情が入っていたようですが。(^^;

こうして、ようやく犯人が捕まって、特捜は解散することになりました。そして牧高のところには、協力してくれた女の子が顔を出していました。女の子を怖がらせるといけないからと、強面の刑事たちが姿を隠していたのがよかったです。

犯人は逮捕されたものの、牧高には女の子に辛い思いをさせたという悔いがありました。しかし、そんな牧高の思いも、犯人が逮捕されたことで、被害者の女の子が前に進むことができたことで報われました。

というわけで、３話に渡った時間も解決して、物語はひとまず終了です。全体を振り返ってみると、警察の凄さに感心することも多かったですが、それ以上にブラックな体質が記憶に残りました。(^^;
特殊なお仕事なので無理せざるを得ないこともあるのでしょうが、食事や休息にはもう少し配慮した方がいいんじゃないかな〜と思いました。