日々の記録

警察の悪い面と良い面が描かれたお話でした。

土曜に麻依が出勤すると、会議室に妙な空気がただよっています。何かと思えば、山田刑事がどこかで警察手帳を落としてしまったのです。警察手帳を落とすことは、警察官にとって致命的な大失敗です。それに対処するために、全職員に緊急招集がかかり、手帳探しをすることになったのです。

結局、手帳は源刑事のファンのおばちゃんが拾ってくれていて、手帳は無事に回収されました。でも今回はたまたま上手くいきましたが、本来は内密に処理するのではなく、警察手帳が誰かに悪用される前に、速やかに事実を公表すべきではないかと思いました。

後半は、交通事故で死亡した乳児の死体を見た麻依が、ショックを受けるお話でした。藤先輩は麻依を見守りますが、なかなか麻依は立ち直れません。そんな麻依に気合いを入れてくれたのは、交通課の宮原でした。市民を悲惨な事故に直面させないために、市民から疎まれようが警察官が頑張る。その姿勢には頭が下がります。

というわけで、今回は面子にこだわる警察の悪い面と、市民を守る盾となってくれている警官の良い面の対比が印象的なエピソードでした。