日々の記録

ケガをした団員に代わって、さらさが紅華歌劇大運動会に参加することになるお話でした。

夏組の団員の１人がケガをしてしまい、代わりの選手が選ばれることになりました。普通なら本科生の成績優秀者が選ばれそうですが、今回は100周年だったこともあり、100期生の中から選手が選ばれることになりました。

それに選ばれたさらさには、本科生や予科生から厳しい視線が集まることになりました。とりわけプレッシャーをかけてきたのは、やはり本科生の野島聖でした。(^^;

例によって空気を読めないさらさに、聖は運動会では絶対に目立つなと釘をさされました。ここで、さらさの意外な弱さが明らかになりました。ステージの上で役になりきっている時には、何も怖くないさらさですが、素の自分として運動会に出場するとなると、どう振る舞っていいのかわからないのです。

奈良っちは、そんなさらさを励ましたいと思いますが、残念ながらスキル不足で上手くいきません。そうこうするうちに、運動会の当日を迎えました。

運動会が始まってからも、聖の陰湿な嫌がらせは続きます。それをリサがかばってくれました。動揺するさらさに、リサは活を入れました。みんなが望む場所に立てば、周囲から妬まれるのは当たり前のことです。それを乗り越えた者しか、紅華の華やかなステージには立てないのです。・・・厳しい世界ですね。

そして、さらさに赤い薔薇の花束が届けられました。いつの間にか煌三郎が、会場にやって来て花束を置いていったのです。本当は煌三郎は、さらさの出場するところも見たかったようですが、そこまで時間の余裕はなかったみたいです。(^^;

リレーに出場する前に、さらさは自分なりのイメージを作り上げます。でも、どこでどう間違ったのかEカップな女子をイメージすることに・・・。(^^; さらさは、このあたりの感性が突き抜けてますね。

リレーのアンカーを任されたさらさでしたが、夏組と冬組のトップ争いが白熱する中、バトンを受け取った直後に星と激突してしまいました。予想外のハプニングにどうなるかと思いきや、さらさは奈良っちに言われた"お客様の望むこと"を必死に考えました。

その答えは、倒れたさらさに星が手を貸してくれる場面でした。星に必死に目で訴えて、さらさは手を取られて立ち上がりました。それを見たお客さんは、そんな星の姿に大満足です。そのまま２人は手を取り合って、仲良く一緒にゴールしました。

というわけで、リレーには負けましたが、さらさはきちんと自分の役割を果たしました。自分に花を持たせてくれたさらさに、星は感謝してくれました。さらさのEカップ妄想が始まった時は、どうなるか心配でしたが^^;、何はともあれ無事に終わってよかったです。