Nate The Greatシリーズ、第14作です。今回はネイトが、なくなった2塁ベースを探します。
ロザモンドが結成した野球チームに、ネイトも参加しています。ところが彼が練習に行くと、2塁ベースがなくなったから練習ができないとロザモンドが言います。それなら石で代用すればいいとネイトは提案しますが、ロザモンドはそれを聞き入れません。
彼らのチームの1塁ベースはロザモンドが持ってきたツナ缶、3塁はアニーが持ってきた大きな骨。なくなった2塁ベースは、オリバーが持ってきたタコの人形でした。仕方なくネイトは、オリバーのタコ人形を探すことにしました。
オリバーの家に向かったネイトは、人形が置かれていた時の状況を聞き出します。オリバーはいつも、なんでも本棚の上に投げ出しているようです。そこをネイトは調べましたが、タコ人形は見つかりません。側に置かれている、ウナギの水槽に落ちたわけでもないようです。
昨日の試合の後には、人形があったと知ったネイトはロザモンドのところに向かいます。しかし彼女は、ミットが木の上に引っかかって、それどころではないようです。その時、スラッジがタコ人形の足を1本見つけました。
さらにアニーのところに調査に行ったネイトは、そこでも新たにタコ人形の足を1本見つけました。しかし、そこで事件は行き詰まってしまいました。自宅に帰ったネイトは、パンケーキを食べて、あらためて事件を検討してみました。そしてネイトは、どこにタコ人形があるのか見つけました。
今回は謎解きとしては、今ひとつでした。でも最後のファングの行動が笑えました。
巻末のオマケは、野球の歴史と有名プレーヤー、チームの紹介、タコの紹介、タコ・キャンディの作り方、キャラメル・コーンの作り方、そしていつものジョークでした。
YL 1.5〜2.0
総語数 2,115語
最終更新日 : 2022-10-30