日々の記録

Nate The Greatシリーズ、第７作です。今回はネイトが、なくなった誕生日プレゼントを探します。

ネイトが雪だるまを作っていると、ロザモンドがやって来ました。ロザモンドは橇に４匹の猫を乗せていました。
ロザモンドが来たのは、ネイトに誕生日プレゼントを渡すためでした。でもネイトの誕生日は、７月12日。プレゼントをもらうには、少し早すぎます。でもロザモンドは、早くプレゼントを渡したかったようです。

ところが、ネイトのところにくる途中で、プレゼントが消えてしまいました。ロザモンドに頼まれて、ネイトは自分の誕生日プレゼントを探すことになりました。ネイトはロザモンドに詳しい状況を聞きますが、一番肝心なプレゼントが何なのかはサプライズがなくなるからと教えてくれません。

仕方なくネイトは、何を探すのかわからないまま調査に乗り出しました。まずはプレゼントがなくなったらしい現場に赴きますが、そこではプレゼントの手がかりを得られませんでした。

次にネイトは、アニーと会いました。ネイトのところに来る前に、ロザモンドはアニーと話をしていたのです。その時にプレゼントのことも話題になり、美しいプレゼントだとロザモンドが言っていたとアニーは教えてくれました。不思議少女ロザモンドの考える美しいものとは何なのか、ネイトは考えます。

その次にネイトは、クラウディーに会いました。クラウディーは今朝、ロザモンドが妙なデザインのバースデー・カードと、６箱のミルクを買っていたのを目撃していました。

大きな手がかりを得たネイトは、再びロザモンドと会いました。６箱のミルクは、全て猫たちに与えてしまい、もう残っていませんでした。

捜査に行き詰まったネイトは、自宅に帰って今までに得た手がかりを再検討します。そしてついに、ネイトはロザモンドが何をプレゼントしようとしたのか。そしてそれが、今どこにあるのかに気づきました。

こうしてネイトは、無事にロザモンドのプレゼントを見つけ出しました。何かわからないものを探すという難事件を、ネイトは見事の解決したのでした。

巻末のオマケは、氷柱や猫の解説、お菓子の作り方、ネイトと同じ誕生日の有名人の紹介、そしていつものジョークでした。(^^;

YL 1.2〜1.4
総語数 1,891語