日々の記録

さらさと歌舞伎との関わりが、ようやく明らかになりました。・・・でも人間関係が入り組みすぎてて、わかったようなわからないような・・・。(^^;

安道先生に言われたことのショックを引きずったまま、さらさたちは夏休みを迎えました。休み中は実家に帰るさらさに、奈良っちも同行することになりました。友人の家に泊めてもらうのは友達っぽいと、奈良っちのテンションは上がります。

さらさの演技がまずかったのは、それが歌劇団のトップが演じたティボルトのコピーだったからでした。歌舞伎の経験があるさらさは、古来から伝わる型を引き継いでゆくことが必要だと教わっていたからでした。

そしてついに、さらさと歌舞伎の関わりが明らかになりました。今は彼氏(？)の白川暁也が踊りを教わっているのを見て、さらさも踊りを習うことになりました。さらさと一緒に踊ったことで、暁也は自分の未熟さを思い知らされます。

歌舞伎の世界も裏側はドロドロしているようで^^;、後継者を巡る妬みや陰口がありました。それが暁也をさらに傷つけました。

そんな時、子役がインフルで倒れたために、暁也とさらさが代役として舞台に立つことになりました。さらさの舞台が賞賛されたことが、幸恵の感情を逆なでしました。そして幸恵は、さらさは絶対に歌舞伎役者にはなれないと叱りつけました。
それを知ったさらさの祖父が激怒して、さらさは今後は歌舞伎と関わりを持たないことになったのです。それでも、さらさと暁也が友達でいることまで祖父は反対しませんでした。

さらさが演技のことで悩んでいると、暁也は知っていました。そして暁也は、さらさと奈良っちを歌舞伎の舞台に招きました。昔は頼りなかった暁也ですが、今では将来を期待されています。そして舞台を見つめるさらさの目から涙がこぼれました。いくら願っても、絶対に届かない夢への切なさを感じました。

そして、さらさと奈良っちは歌劇団へと帰ります。その前に、奈良っちが気を利かせて２人だけになれる時間を作ってあげました。そこでさらさは、歌舞伎が単に伝統を守っているだけでなく、新しいチャレンジを続けていることを教えました。
これを知ったさらさが、これからどんな風に成長してゆくのか楽しみです。(^^)