日々の記録

七魔皇老の記憶を改竄した者の存在、そしてサーシャとミーシャの複雑な関係が描かれました。

アノスと知り合ったことで、ミーシャはサーシャと仲良くなりました。そしてサーシャも、アノスの班に加わることになりました。これまでサーシャが所属していたメンバーも、アノスの班に入ることを希望しましたが、アノスはそれを断っていました。サーシャとミーシャがいれば、十分だと考えたからです。

しかし魔王学院の試験によっては、班員が５人や７人であることが必要なものもあります。アノスはそういう基本的なことには疎いのでした。

そんな中、魔王自身の血から生み出された七魔皇老の１人・アイヴィスが講義を行うことになりました。講義前にアノスは、エミリア先生からくれぐれも失礼がないように釘を刺されます。しかしアイヴィスが教室に現れると、いきなり呼び捨てで声をかけました。

アイヴィスは2000年前の記憶を失っており、アノスが始祖だと認識できませんでした。そこでアノスは、部分的に過去にさかのぼれる魔法を使い、アイヴィスに過去をみせました。しかしアイヴィスは、それが真実だと認めることができませんでした。どうやらアイヴィスは、何者かによって記憶を消され、別の記憶をうつされたようです。

そしてアノスは、ミーシャから誕生日のプレゼントについて相談を受けました。サーシャとミーシャは双子でしたが、ミーシャはサーシャにプレゼントを贈りたかったのです。そんな時、ダンジョンを攻略する授業が行われました。そこはかっての魔王の城でした。その最下層にある王笏を手に入れれば、試験は100点で合格できます。

かっての自分の城なので、アノスはあっさりと最下層までたどり着きます。そこで約束通り、アノスはミーシャにサーシャへのプレゼントを選ばせます。ミーシャからプレゼントを渡されたサーシャは、喜んでいるように見えました。しかしアノスが席を外した間に、サーシャはミーシャの胸に剣を突き立てていたのです！

そしてサーシャは、これまでの自分の行動は全て演技だったと打ち明けます。心の底では、いまだにミーシャに対する憎しみを持ち続けていたのです。完全にアノスを出し抜いたかと思えたサーシャですが、ミーシャの命を時間稼ぎに使う方法では、あっさりアノスに出し抜かれてしまいました。

サーシャに、アノスは制裁を加えようとしますが、それはミーシャに止められました。どういう事情かわかりませんが、あと７時間ほどでミーシャは消滅してしまうようです。そして今ここに存在するミーシャは、本来のミーシャではないようです。

何が何だかよくわかりませんが^^;、サーシャがアノスをだましたのは、本物のミーシャを救いたいから？？？