日々の記録

眠り続けるカタリナが、転生前の世界の夢を見るお話でした。

生徒会長の闇の魔力で、カタリナは眠らされてしまいました。医者が治療にあたりますが、なぜ眠り続けているのか、その原因さえわかりません。

眠り続けるカタリナは、元の世界の夢を見ていました。普通の少しポンコツな女子高生だったカタリナは、その世界で平凡ながら幸せな生活をしていました。家族に恵まれ、オタク趣味について語り合える友人もいます。しかし、そうして過ごしながらも、カタリナはどこか違和感がありました。

一方、ゲームの世界ではそれぞれがカタリナを守れなかったことを悔やんでいました。ジオルドもアランも、メアリもソフィアも、そしてニコルやメイドのアンも、カタリナの存在に救われていました。カタリナがいたからこそ、彼らは自分らしいままでいていいことに気づくことができたのです。

そんな中、ソフィアの中にいる敦子が、ソフィアに語りかけました。敦子も、もう二度と親友を唐突になくしたくはなかったのです！

そして眠り続けるカタリナのところに、全員が集まりました。彼らはカタリナが目を覚ますように、呼びかけ続けます。その思いが、カタリナに届きました！

夢の中の敦子は、カタリナにここが自分のいる場所ではないことに気づかせました。そしてカタリナとしての姿を取り戻して、夢の世界が壊れます。最後の最後に、カタリナと敦子の指先が触れ合う場面がよかったです！(;_;)

そしてついに、カタリナは目覚めました。集まっていた友人たちが喜ぶ中、カタリナは事件の背後には生徒会長がいること。そしてマリアは、生徒会長に捕らわれていることを教えました。

カタリナたちは、夢の中で敦子から教えられた倉庫へと駆けつけました。そこで無事、マリアを救出することができました。しかし奥の部屋からは、怪しげな気配が漂ってきます。

闇の魔力に支配されながらも、生徒会長は苦しんでいました。彼が闇の力に手を出したのは、母親が殺されたことと関係しているようです。何が生徒会長の過去にあったのでしょうか。そしてカタリナは、その苦しみから生徒会長を救うことができるのでしょうか。

次回で最終回みたいですが、どんな形で物語が締めくくられるのか楽しみです！(^^)