日々の記録

カタリナに仕えるメイドのアンの事情。パジャマパーティー、収穫祭のお話でした。

最初はカタリナの世話をするメイド、アン・シェリーの視点からカタリナの鈍さが描かれました。(^^;
ジオルドやキース、アラン、ニコルから好意を持たれ、メアリにソフィア、マリアからも慕われているカタリナですが、本人には全くその自覚がありません。

そんな中、無事に進級することができたカタリナは、メアリやソフィア、マリアを誘ってパジャマパーティーを開催することにしました。女子の集まりなので、もちろん男子は加えてもらえません。でも男子だけでパジャマパーティーをしたらというカタリナの言葉に、ソフィアは何やら妄想している様子です。

メイドのアンは、元々はとある貴族と使用人の間に生まれました。ところが火事でアンの母が亡くなり、彼女も左腕に火傷を負うと、貴族はあっさりと彼女を切り捨てたのです。その貴族がアンを育てたのは、いずれ政略結婚の道具として利用するつもりだったのです。

屋敷から追い出されたアンは、クラエス家でメイドとして働くことになりました。最初はわがままなカタリナに心を閉ざしていましたが、カタリナがおでこにバッテンの傷を負ってからは、貴族らしからぬカタリナに惹かれるようになりました。

そんなある日、アンを捨てた父親が婚約が決まったとやって来ました。父はまだアンを、道具として利用するつもりだったのです。それを防いだのは、カタリナでした。カタリナはアンの父に、アンが自分にとってどれだけ大切な存在かを訴えました。自分をひとりの人間として扱ってくれるカタリナに、アンは心から尽くすと決めたのでした。

パジャマパーティーでは、女子の恋話で盛り上がるかと思いきや、カタリナは破滅フラグを回避することしか眼中にないですし、他の女子たちはカタリナにぞっこんで男子など目に入っていません。(^^; その中では、本気でカタリナと２人で駆け落ち(？)する気満々なメアリが怖いです。(笑)

後半は、ジオルドのところにカタリナから招待状が届きます。やっとカタリナが恋に目覚めてくれたかと思いきや、野菜が見事に育ったので、その収穫祭を"みんな"でしましょうというお誘いでした。そんなカタリナへのプレゼントは、全員そろって園芸ハサミでした。・・・みんな、何をプレゼントすればカタリナが一番喜ぶか、よく知ってますよね。(^^;

今回もこれで楽しく終了かと思いきや、秋から冬に変わる頃にいきなりカタリナは、令嬢たちに取り囲まれて「悪事を公にする」と宣言されてしまいました。イケメン集団からモテモテなカタリナを、単に妬んでいるだけな気もしますが、これをきっかけに破滅フラグに突入な危険もありそうで、カタリナ大ピンチです！！！

今回は、アンのエピソードでほろっとさせられ、収穫祭で笑い、最後に大ピンチがやってきて面白かったです。(^^)