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2020-05-09 (Sat) 20:26

本好きの下剋上 #19

孤児院の院長になったマインが、孤児院の改革に乗り出すお話でした。

神官長の許可も下りて、マインは孤児院の院長になりました。最初に取りかかったのは、孤児院の大掃除からです。
それにはルッツたちも協力してくれました。そのおかげで、孤児院は見違えるほどきれいになりました。

掃除が終わった後、マインは孤児たちを集めてご褒美を与えると伝えました。積極的に掃除に取り組んだ者、手際がよかった者などに、ご褒美として食事を与えたのです。孤児たちの中からは、神の恵みは平等なはずだと不満も出ましたが、マインはこれは神の恵みではなく、ご褒美なのだと強調しました。

それが効果を現して、孤児たちはそれぞれに一生懸命にがんばるようになりました。そのおかげで、森に出かけて紙作りの材料を集める作業も順調に進みました。

ご褒美が与えられたのは、孤児たちだけではありません。フランやギル、デリアにも日頃の感謝を込めて、贈り物が与えられました。さらにマインは、孤児たちに字を覚えさせるために、手作りのカルタを作らせました。これは孤児たちにも好評だった上、その権利をベンノが買い上げてくれました。

そんな中、星祭りの時期がやって来ました。ルッツから話を聞いたマインは、孤児たちにも星祭りを体験させたいと思いました。星祭りでは、タウの実と呼ばれる果実を子供たちがぶつけ合って遊びます。

神官長に面談を申し入れたマインは、羽目を外しすぎないこと、遊んだ後はきちんと掃除することを条件に、孤児たちに星祭りを体験させることを許されました。

そして孤児院の星祭りが始まりました。マインがタウの実を手に取ると、不思議なことが起きました。タウの実が、マインの魔力を吸収しているのです。魔力を吸収したタウの実は、トロンベに形を変えました。

それを見たルッツは、孤児たちにも手伝わせてトロンベを刈り取りました。思わぬところで、貴重な紙の材料が手に入りましたね。

トロンベを回収した後は、孤児たちはタウの実をぶつけ合って星祭りを楽しみました。しかし、少し羽目を外しすぎて、神殿の敷石まで動かしてしまいました。それを気づいたマインとフランが、それを元に戻しましたが、マインの行動はすべて神官長に監視されていたのでした。

おまけにタウの実で濡れたせいか、その後でマインは熱を出して寝込んでしまいました。ようやく熱が下がったマインが、神殿に出かけると神官長に呼び出されました。孤児たちに羽目を外させすぎた責任を追及されたのです。

その罰として、マインは反省室に閉じ込められることになりました。しかし1日反省室に閉じ込められるのは、マインの体力では無理がありました。反省室で倒れていたマインを見て、神官長は自分の過ちに気づきました。事前にフランが諫めてくれたのですが、それを神官長は単にマインをかばったのだと思い込んだのです。

というわけで、着々とマインの改革は進んでいます。そしてタウの実に魔力を吸収する力があるとわかったのは、大発見ですね。しかし貴族出身の青色神官は、相変わらずマインを見下しています。いつかマインは、そんな貴族たちと対立することになりそうで心配です。

最終更新日 : 2022-10-30

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