日々の記録

魔法学校に入学したカタリナが、ゲームの主人公・マリア・キャンベルと出会うお話でした。

ついにカタリナは、魔法学校に入学しました。ゲームのスタートは、ここからです。入学式から、カタリナはマリア・キャンベルを探しています。そして実際に目にしたマリアは、たしかに主人公らしくとても可愛い女の子でした。

成績優秀なマリアは、ジオルドやアランと一緒に生徒会のメンバーになりました。ゲームの展開を知っているカタリナは、破滅フラグを回避しようと余念がありません。

なんとなく生徒会室を訪れるようになったカタリナは、そこでマリアと親しくなりました。マリアがお料理が好きだと知っていたカタリナは、マリアに手作りのお菓子を作って欲しいと頼みました。お願いする時も、できるだけ悪役っぽくならないようにたいへんそうです。(^^;

さらにカタリナは学園から花壇作りという建前で許可をもらって、国外追放されても生き延びられるように野菜作りの腕を磨くことにも忘れてはいません。そんな彼女を友人たちは、カタリナらしいと笑って見守っています。

そんなある日、カタリナはマリアを快く思わない女子たちにいじめられている現場に遭遇しました。いじめていた女の子たちを、カタリナは悪役顔を活かして追い払いました。そして芝生の上に落ちてしまったマリアのお菓子を、気にすることなくカタリナは食べました。

実はこれは、本当ならカタリナにいじめられていたマリアをジオルドが助けるイベントでした。しかしそれをカタリナが実行してしまったために、マリアの気持ちはジオルドではなくカタリナに向いたようです。

というわけで、主人公のマリアさえもカタリナは落としました。でも本人には全く自覚はなく、さらに周囲が寄せる好意にも気づかず、カタリナは破滅フラグ回避に明け暮れるのでした。(^^;

魔法学校に入学して雰囲気が変わるかなと心配でしたが、カタリナはどこまでもカタリナで安心しました。脳内会議の時はちびキャラも登場してくれるので大満足です！