日々の記録

強化合宿が終了して、日向と影山が久しぶりに顔を合わすお話でした。

球拾いとして強化合宿に参加した日向は、選抜メンバーにも大きな影響を与えていました。日向のアドバイスで、百沢は自信を取り戻させました。それを見た選抜メンバーは、他のメンバーのプレーをしっかり観察するようになりました。

さらに日向は、疑問に思ったことがあれば、相手がライバル校の牛島でも臆することなく質問をぶつけました。同じ白鳥沢の五色は、取っつきにくい牛島に質問するのをためらっていましたが、そういうところが日向に一歩負けていると発破をかけられます。

そして日向は、５日間の球拾いを終えました。日向はメンバーとして合宿に参加できませんでしたが、この合宿から多くのことを学びました。これから日向のプレーが、どんな風に変わってゆくのか楽しみですね。

一方、ユース合宿に参加していた影山も、合宿が終わろうとしていました。こちらは普段とは違うポジションで、プレーしていました。普段はセッターの影山ですが、スパイカーとしてプレーしています。そんな影山にトスをあげた宮は、スパイカーが上手くなったと錯覚してしまうほどの精確さでした。

宮はセッターとしての影山に、「プレーがおりこうさん」と感想を伝えています。これは影山のトスが素直すぎて、予測しやすいと遠回しに伝えているのでしょうか!?

そしてユース合宿も終了して、メンバーはそれぞれの本拠地に帰ります。彼らの何人かは、次の春高で顔を合わせることになります。その中でも特に気になる存在は、宮と小柄ながらも抜群のプレーをみせた星海ですね。

合宿を終えた次の日、日向と影山は朝早くから登校しました。顔を合わせた２人は、早速どちらが先に部室につくかで張り合ってます。(^^; でも２人とも部室の鍵を持ってないので、入れませんでしたけど。(笑)

２人は、合宿中の５日間に何をしていたかを伝え合います。日向は球拾いをしていたと答えましたが、その重要さは影山も気づいていました。そして影山は、鴎台高校の星海のことを話しました。

そして影山は、日向は今よりももっと高く飛べるようになると断言しました。星海のプレーを見たことで、影山は何か気づいたようです。頭脳的なプレーに、今以上のジャンプ力を得た日向が、どんなプレーをするようになるのか楽しみです！