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2019-12-30 (Mon) 15:09

本好きの下剋上 #12

マインが巫女見習いを目指す決意をするお話でした。

ずっと家族と一緒にいるために、マインは貴族に飼い殺しにされるのを拒否して、このまま朽ち果てる道を選びました。
そんな中、マインは商人見習いになることを諦めました。マインの持ついろいろな知識は、商売の材料になりますが、体が弱すぎて毎日仕事ができないのでは、他の者から反感を買う恐れがあったからです。

それでもルッツは、商人見習いになることを目指します。ルッツのお母さんは、息子が職人見習いにならないことが不満でした。しかしルッツは、このまま職人になっても、兄たちにおいしいところは全て持って行かれて、自分の手には何も残らないと考えていました。

だからルッツは、兄たちとは違う道で、自分の手に何かを残したかったのです。そんなルッツの覚悟を知って、ようやくお母さんもルッツが商人見習いになることを許してくれました。マインを支えるようになってから、ルッツは本当にたくましくなりましたね。(^^)

マインが作った紙を販売するために、ベンノは苦労していました。羊皮紙を売って利益を得ていたギルド長は、なかなかその販売を許可してくれません。妥協案を探った結果、公式文書に用いることができるのは羊皮紙だけとするという条件をつけて、ようやく紙の販売が許可されました。

やり手の商人のベンノは、意外なことに独身でした。かっては好き合った女性もいましたが、その当時はコリンナを養いオットーとの結婚で忙しく余裕がありませんでした。その間に、ベンノの愛した女性は亡くなってしまったのです。(;_;)
彼女以上の女性がいないから結婚しないというベンノですが、本当に心からその人のことが好きだったんですね。したたかなベンノの意外な一面が描かれた、よいエピソードでした。

マインは、久しぶりにフリーダのところを訪れました。マインが行かない間に、フリーダの家の女中さんはケーキ作りの腕前をさらに上げていました。それにマインはアドバイスをして、1年間はフリーダがその製造を独占できる契約を結びました。契約が終わった後は、マインはそのレシピを多くの人たちに公開するつもりでした。

しかし、そのためには1年後にもマインが生きていなければなりません。フリーダはマインが貴族と契約しないことに驚きました。それに対してマインは、魔法具を自作することができないからと答えました。

振り返ってみれば、この世界でのマインは自分の欲しい物は、知恵を絞って自分の手で作り出してきたのです。しかし、どうがんばっても魔法具を自作することはできません。

そしてついに、マインとルッツは洗礼式を迎えました。着飾ったマインを見て、お父さんはうちの娘たちが一番可愛いと大喜びです。ルッツもマインの姿を見て、頬を赤らめています。

そしてマインたちは、神殿で儀式を執り行います。ここでようやく、神官長の登場です!
洗礼式を迎えた子供たちは、そこで魔法を使って市民権が与えられました。そして神殿長からは、神様を敬う時のポーズを教わります。そのポーズの奇抜さに、マインは笑いをこらえるのに必死です。

そんなマインを見て、ルッツはマインが気分が悪くなったのかと思いました。そしてマインは、寝室で休養することになりました。でも調子が悪くなったわけではないので、マインはすぐに元の場所に帰ろうとします。しかし広い神殿で、マインは迷子になってしまいました。

その時マインは、修道女の姿を見かけました。彼女に頼んで帰ろうとしたマインは、修道女が入っていった部屋に図書室を発見しました! なんと神殿には、マインがずっと憧れてきた図書館があったのです。マインはこっそり本を手に取ろうとしますが、魔法の障壁があって本に触れることができません。

そしてマインは、神殿長にどうすれば図書館の本を読むことができるのか尋ねました。神殿長は、巫女になれば本を読むことができると教えてくれました。それを聞いたマインは、巫女見習いになりたいと言い出しました。しかし平民が巫女になるには、神殿に寄付をしなければなりません。

マインはこれまでに稼いだお金を全て使ってでも、巫女見習いになりたいと考えました。大金貨1枚までなら出すことができると言うマインに、神殿長は驚きました。マインがそれほど多額の寄付ができるとは思ってなかったようです。
お金の面はクリアでしたので、後は家族の同意を得ることが必要です。家族が反対する理由はないと思いますが、両親やトゥーリがどんな反応をするのか気になります。

というわけで、商人への道は諦めてマインは巫女見習いという道を見つけました。本を読みたい。その目的のために突き進む、マインの行動力は凄いですね。

最終更新日 : 2022-10-30

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