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2019-12-29 (Sun) 16:15

金三角/モーリス・ルブラン

アルセーヌ・ルパン全集の第10巻、「金三角」を読み終えました。

傷痍軍人のパトリス=ベルバル大尉は、負傷したときに世話になった篤志看護婦のコラリーが、何者かに狙われていることを知りました。

彼女を救うために、パトリスは同じ傷痍軍人仲間を招集して、コラリーの危機を救います。パトリスとコラリーは不思議な縁でつながっていました。2つに割れた紫水晶を、それぞれが所持していたのです。

やがてパトリスは、コラリーの夫が殺された事件を通して、金三角という謎のキーワードと出会います。その謎解きに、やがてルパンも関わってきます。

前巻に続いて、この巻も第一次世界大戦中の物語ですが、戦意高揚的な内容は少なく、謎解きがメインになっています。またパトリスを通して、傷痍軍人に対する差別を取り除こうという意志も感じられます。

ところがパトリス大尉は、彼に忠実に尽くすセネガル人の部下ヤ=ボンに対して、彼を侮辱するような発言を連発します。これが気になって、この物語の主人公のパトリスに、全く共感できなくなってしまいました。

その上、ルパンが登場したあたりから、パトリス大尉が間抜けで足手まといな人物になって、さらに感情移入できなくなってしまいました。(^^; ルパンが事件に関わったのも、ヤ=ボンのおかげでしたし。

というわけで、今ひとつこの作品は楽しいものではありませんでした。タイトルになっている、金三角の謎もあっと驚くようなものではありませんでしたし。唯一の見所は、終盤のルパンの鮮やかな大逆転くらいだったかも。(^^;

最終更新日 : 2019-12-29

* by 諸葛鳳雛
横溝ルパンさん、こんばんは。

今作は戦争の影が薄まった作品でしたね。

金三角というのは金貨を隠した砂場が三角形になっている、
というあまり驚きのないものでした。
三角形の砂場も突然でてきますしね。

ルパン強引に登場させたからこうなったみたいですよ。

Re: タイトルなし * by 横溝ルパン
こんにちは。コメントありがとうございます。

サスペンスとミステリー色は濃くなりましたが、肝心の金三角の謎が今ひとつでしたね。
金三角というキーワードから、麻薬の密造地帯の黄金の三角地帯を連想していました。
きっと凄い謎が隠されていると期待したら、砂場の三角形でずっこけました。(^^;

パトリス大尉がダメキャラになってしまったのは、ルパンが登場したからかもしれませんね。

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横溝ルパンさん、こんばんは。

今作は戦争の影が薄まった作品でしたね。

金三角というのは金貨を隠した砂場が三角形になっている、
というあまり驚きのないものでした。
三角形の砂場も突然でてきますしね。

ルパン強引に登場させたからこうなったみたいですよ。
2019-12-29-21:29諸葛鳳雛 [ 返信 * 編集 ]

横溝ルパン Re: タイトルなし

こんにちは。コメントありがとうございます。

サスペンスとミステリー色は濃くなりましたが、肝心の金三角の謎が今ひとつでしたね。
金三角というキーワードから、麻薬の密造地帯の黄金の三角地帯を連想していました。
きっと凄い謎が隠されていると期待したら、砂場の三角形でずっこけました。(^^;

パトリス大尉がダメキャラになってしまったのは、ルパンが登場したからかもしれませんね。
2019-12-30-14:26 横溝ルパン [ 返信 * 編集 ]