名人とクイーンとの、挑戦者決定戦が行われるお話でした。
東と西の代表によって、名人とクイーンに挑戦者決定戦が始まろうとしています。名人戦挑戦者は、東の原田先生と西の新の戦いです。クイーン戦挑戦者は、東の猪熊さんと西の逢坂恵夢です。勝負は3回戦で、より多く勝ち抜いた者が挑戦権を獲得します。
新は慣れない着物姿に戸惑っていますが、調子は良さそうです。対戦相手の原田先生は、なかなか会場に現れません。ようやく先生が姿を現したと思ったら、何やら周囲から殺気が漂います。(^^;
翠北かるた会の北野さんと、読手の牧野美登里さんは、特に激しい敵意を原田先生に感じています。どうして原田先生がこんなに2人に嫌われているのかと思えば、理由は31年前の吉野会大会の決勝戦にありました。
そこで原田先生と北野さんは、決勝で戦うことになりました。その当時、北野さんは美登里さんに憧れていて、なんとかお近づきになりたいと思っていました。その決勝戦で、予定されていた読手が都合が悪くなり、急遽美登里さんが読手を務めることになりました。
それを知った原田先生は、美登里さんの読みで調子を崩したくないからという理由で、勝ちを北野さんに譲りました。それにショックを受けた美登里さんは、その時に慰めてくれた男性と結婚しました。その時の悔しさが忘れられず、美登里さんは猛特訓して専任読手になったのでした。(^^; 原田先生って、その当時から我が道を行く人だったんですね。(笑)
1回戦では、原田先生が序盤から積極的な攻めをみせます。相手を威圧するような取り方に、新はやりにくさを感じます。しかし、簡単には新も引きません。自陣右を積極的に原田先生が攻めてくるのに対処して、すぐに札の配置を変更しました。その上、新には超加速と呼ばれるスピードもありました。
しかし原田先生は慌てません。新が全ての札で超加速できるわけではないことを、的確に見抜いていました。そして新とは対照的に、体は若い頃のように素早く動けませんが、その代わりに最小限の動きで札を取れる技術を身につけていました。
そして原田先生は、先生と呼ばれる重さも背負っていました。弟子たちを指導する時、徹底して原田先生は置き札を動かすなと教えてきました。その教えが正しいことを証明するためにも、原田先生は新のように札を動かさずに勝ってみせる必要があるのです。
一方、クイーン戦挑戦者も猪熊さんと恵夢が激しい戦いを繰り広げていました。猪熊さんは、恵夢が額に巻いた鉢巻きが気になっています。試合を続けるうちに、猪熊さんはかって自分が現役のクイーンだった頃と時代は変わっていることに気づきました。
かっては猪熊さんの旧姓が千早だというこは、誰もが知っていることでした。しかし新しい世代は、それを知らず彼女の得意札である「ちは」を送ってくるのです。時代の流れを感じながらも、それに気づいたことで猪熊さんはさらに闘志を燃やします!
そして1回戦は、原田先生と猪熊さんの勝利となりました。若手2人も健闘しましたが、手堅くベテランがそれをしのいだ戦いでした。続く2回戦は、午後からです。ところが、それを前に原田先生がとんでもないことを言い出しました。
なんと2回戦は棄権して、新に勝ちを譲るというのです。これには周囲が雑然としますが、原田先生には深い考えがありました。かって吉野会大会の決勝戦で読手の美登里さんを拒否した原田先生が、今回は3回戦が美登里さんだからこそ、そこに全てを賭けて勝負をするというのです!
それを知って、原田先生の批判者だった美登里さんは、一気に原田先生ラブへと気持ちが変わります!(^^;
ということで、ベテランらしい時に姑息な手段^^;も辞さない原田先生ですが、まさか1つ勝負を捨てて最後の3回戦目に挑んでくるとは思いませんでした。先生は膝の調子が悪いようなので、長い休憩を必要としたのかもしれませんが、戦わずに勝ちを譲られた新は冷静ではいられませんよね。(^^;
東と西の代表によって、名人とクイーンに挑戦者決定戦が始まろうとしています。名人戦挑戦者は、東の原田先生と西の新の戦いです。クイーン戦挑戦者は、東の猪熊さんと西の逢坂恵夢です。勝負は3回戦で、より多く勝ち抜いた者が挑戦権を獲得します。
新は慣れない着物姿に戸惑っていますが、調子は良さそうです。対戦相手の原田先生は、なかなか会場に現れません。ようやく先生が姿を現したと思ったら、何やら周囲から殺気が漂います。(^^;
翠北かるた会の北野さんと、読手の牧野美登里さんは、特に激しい敵意を原田先生に感じています。どうして原田先生がこんなに2人に嫌われているのかと思えば、理由は31年前の吉野会大会の決勝戦にありました。
そこで原田先生と北野さんは、決勝で戦うことになりました。その当時、北野さんは美登里さんに憧れていて、なんとかお近づきになりたいと思っていました。その決勝戦で、予定されていた読手が都合が悪くなり、急遽美登里さんが読手を務めることになりました。
それを知った原田先生は、美登里さんの読みで調子を崩したくないからという理由で、勝ちを北野さんに譲りました。それにショックを受けた美登里さんは、その時に慰めてくれた男性と結婚しました。その時の悔しさが忘れられず、美登里さんは猛特訓して専任読手になったのでした。(^^; 原田先生って、その当時から我が道を行く人だったんですね。(笑)
1回戦では、原田先生が序盤から積極的な攻めをみせます。相手を威圧するような取り方に、新はやりにくさを感じます。しかし、簡単には新も引きません。自陣右を積極的に原田先生が攻めてくるのに対処して、すぐに札の配置を変更しました。その上、新には超加速と呼ばれるスピードもありました。
しかし原田先生は慌てません。新が全ての札で超加速できるわけではないことを、的確に見抜いていました。そして新とは対照的に、体は若い頃のように素早く動けませんが、その代わりに最小限の動きで札を取れる技術を身につけていました。
そして原田先生は、先生と呼ばれる重さも背負っていました。弟子たちを指導する時、徹底して原田先生は置き札を動かすなと教えてきました。その教えが正しいことを証明するためにも、原田先生は新のように札を動かさずに勝ってみせる必要があるのです。
一方、クイーン戦挑戦者も猪熊さんと恵夢が激しい戦いを繰り広げていました。猪熊さんは、恵夢が額に巻いた鉢巻きが気になっています。試合を続けるうちに、猪熊さんはかって自分が現役のクイーンだった頃と時代は変わっていることに気づきました。
かっては猪熊さんの旧姓が千早だというこは、誰もが知っていることでした。しかし新しい世代は、それを知らず彼女の得意札である「ちは」を送ってくるのです。時代の流れを感じながらも、それに気づいたことで猪熊さんはさらに闘志を燃やします!
そして1回戦は、原田先生と猪熊さんの勝利となりました。若手2人も健闘しましたが、手堅くベテランがそれをしのいだ戦いでした。続く2回戦は、午後からです。ところが、それを前に原田先生がとんでもないことを言い出しました。
なんと2回戦は棄権して、新に勝ちを譲るというのです。これには周囲が雑然としますが、原田先生には深い考えがありました。かって吉野会大会の決勝戦で読手の美登里さんを拒否した原田先生が、今回は3回戦が美登里さんだからこそ、そこに全てを賭けて勝負をするというのです!
それを知って、原田先生の批判者だった美登里さんは、一気に原田先生ラブへと気持ちが変わります!(^^;
ということで、ベテランらしい時に姑息な手段^^;も辞さない原田先生ですが、まさか1つ勝負を捨てて最後の3回戦目に挑んでくるとは思いませんでした。先生は膝の調子が悪いようなので、長い休憩を必要としたのかもしれませんが、戦わずに勝ちを譲られた新は冷静ではいられませんよね。(^^;
最終更新日 : 2022-10-30
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2019/12/31 00:23 マイ・シークレット・ガーデン FC2