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2019-12-26 (Thu) 10:42

オルヌカン城の謎/モーリス・ルブラン

アルセーヌ・ルパン全集の第9巻、「オルヌカン城の謎」を読み終えました。

エリザベートと結婚したばかりのポール=デルローズは、彼女の父が所有するオルヌカン城で暮らすため城にやってきました。ポールは幼い頃に父と旅する途中で、フランス領内でドイツ皇帝と出会いました。その直後に、皇帝に同伴していた謎の女性の手で父は殺害されました。彼も召使いにナイフで刺されましたが、なんとか一命を取り留めました。

ポール少年から事情を聞いた警察は捜査に乗り出しましたが、手がかりは何も発見できないばかりか、その日にドイツ皇帝は別の場所にいたという情報まで得ます。結局、そのまま事件は迷宮入りしてしまいました。

しかしポールは、なんとしても真相を突き止めたいと思っていました。そんな彼はオルヌカン城に到着した日に、思わぬ形で事件の手がかりを得ました。

エリザベートの母はすでに亡くなっていましたが、城に残されていた母の肖像画の女性こそが、幼い日にポールの父を殺した犯人の姿だったのです! しかしエリザベートは、母はそんな人ではないと反発します。

そしてポールは、エリザベートと気まずい雰囲気になってしまいます。その上、その翌日からフランスとドイツの戦争が始まり、ポールは戦場へと向かい、エリザベートと離ればなれになってしまいます。やがてポールは、オルヌカン城に大きな秘密が隠されていることに気づくのでした。

ポールとエリザベートの運命、城に隠された謎と、事件の背後で暗躍する謎の敵と、見所がたくさんあって引き込まれる作品でした。でもルパン・シリーズの中では番外編にあたる作品で、ルパンがほとんど登場しないのが残念でした。(^^;

また、フランスとドイツの戦争中に書かれた作品のせいか、フランスを称えドイツを貶める文章があったり、戦意を鼓舞する文章が多いのも残念ポイントでした。

物語本編では、謎が提示される部分は面白かったですが、後半の謎解きや展開が雑な感じだったのも残念でした。

最終更新日 : 2019-12-26

* by 諸葛鳳雛
横溝ルパンさん、こんばんは。

この作品は番外編でありルパンはほとんど登場しません。
そのせいか内容はあまり覚えてないんですよね・・・。

当時は第一次世界大戦の時でフランスではドイツへの感情がかなり悪化していたそうです。
ルブランはフランス人ですからねドイツ嫌いだったみたいですよ。


あとこういうサイトあります。「怪盗ルパンの館」
http://www2s.biglobe.ne.jp/tetuya/lupin/lupin.html

ルパンシリーズの詳しい解説が載っているのでよろしければご覧になってください。

Re: タイトルなし * by 横溝ルパン
こんにちは。コメントありがとうございます。

ルパンは本当に少しだけの登場ですが、オルヌカン城の秘密も面白かったですし、歴史物として楽しみました。
戦争中の作品なので、敵対する相手に感情的になったのはやむを得ない気もします。
でも「あとがき」によれば、フランスの作家の全てが戦争肯定だったのではないそうなので、もう少し何とかならなかったのかなあと思いました。(^^;

紹介していただいた「怪盗ルパンの館」は、時折読ませていただいています。偕成社版のルパンを読むことにしたのも、このサイトの情報のおかげでした。(^^)

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横溝ルパンさん、こんばんは。

この作品は番外編でありルパンはほとんど登場しません。
そのせいか内容はあまり覚えてないんですよね・・・。

当時は第一次世界大戦の時でフランスではドイツへの感情がかなり悪化していたそうです。
ルブランはフランス人ですからねドイツ嫌いだったみたいですよ。


あとこういうサイトあります。「怪盗ルパンの館」
http://www2s.biglobe.ne.jp/tetuya/lupin/lupin.html

ルパンシリーズの詳しい解説が載っているのでよろしければご覧になってください。
2019-12-28-20:13諸葛鳳雛 [ 返信 * 編集 ]

横溝ルパン Re: タイトルなし

こんにちは。コメントありがとうございます。

ルパンは本当に少しだけの登場ですが、オルヌカン城の秘密も面白かったですし、歴史物として楽しみました。
戦争中の作品なので、敵対する相手に感情的になったのはやむを得ない気もします。
でも「あとがき」によれば、フランスの作家の全てが戦争肯定だったのではないそうなので、もう少し何とかならなかったのかなあと思いました。(^^;

紹介していただいた「怪盗ルパンの館」は、時折読ませていただいています。偕成社版のルパンを読むことにしたのも、このサイトの情報のおかげでした。(^^)
2019-12-29-17:12 横溝ルパン [ 返信 * 編集 ]