「放課後さいころ倶楽部」も、いよいよ最終回です!
綾や翠、エミーと出会えたことで、美姫は今までで一番充実した1年を過ごすことができました。しかし、2年生になるとクラスが変わってバラバラになってしまいます。それが美姫には寂しかったのです。
それから翠のコンペの結果も判明しました。コンペでは翠のゲームは高評価だったものの、ゲームとして発売されるには至りませんでした。ジョージは、このゲームにはまだ手を加えられると考えたのです。それだけでなく、翠にその気があればアメリカに来てゲームを作らないかと誘います。
同じゲーム作家志望のエミーは、アメリカではなく幼い頃を過ごしたドイツでゲーム作家になりたいと考えていました。日本よりもボードゲームの人気が高いドイツの方が、将来のゲーム作家を育てる環境も整っているのです。
そして綾にも夢がありました。動物好きな綾は、お父さんと同じような動物の写真を撮影するカメラマンか、獣医さんになりたいと思っていました。でも将来の進路希望は文系なので、獣医さんは難しそうですけど。(^^;
そんな風に、みんなそれぞれの夢があるのに、美姫だけは将来の夢がありませんでした。それよりも美姫は、今のこの時間がずっと続いて欲しいと思っていたのです。
不安に駆られた美姫は、夜中に綾に連絡します。しかし綾は、電話にでません。翌日、エミーのお店を訪ねますが、エミーもお店にはいません。さらに「さいころ倶楽部」にも顔を出しますが、そこにも翠の姿はありません。落ち込んだ美姫は、1人川沿いで黄昏れています。
そんな美姫を、田上と吉岡が見つけて、綾たちに連絡してくれました。そのおかげで、綾たちは独りぼっちの美姫を見つけることができました。その時、美姫は「さいころ倶楽部」で買った「ナンジャモンジャ」というゲームを手にしていました。ゲームのキャラクターの絵柄が、美姫が幼い頃に好きだったぬいぐるみと似ていたので、何となく買ったのです。
美姫は1人で、カードのキャラクターに名前をつけて、やり取りをします。しかし、それは余計に美姫を寂しくさせただけでした。そんな美姫を、ようやく綾たちが見つけました。そして美姫は、やっと3人に自分の不安を打ち明けることができました。ずっと今のままの友達でいたい。それは美姫だけでなく、綾や翠、エミーも同じ気持ちでした。
どんなに離れたところにいても、4人はずっと友達だと気づいて、美姫は安心することができました。そして美姫が買った「ナンジャモンジャ」を、みんなでプレーすることになりました。
このゲームは、カードに描かれたキャラにプレーヤーが勝手に名前をつけて、同じカードが出された時につけられた名前を最初に言った人が、それまでに開いたカードを全て手に入れることができます。これを繰り返して、最終的に手持ちのカードが一番多い人の勝利となります。シンプルだけでれど、楽しそうなゲームですよね。
というわけで、独りぼっちだった美姫は大切な友達と出会いました。みんなそれぞれに夢がありますが、夢に向かっている時でも4人が友達なのに変わりはありません。できれば、美姫も何か夢を見つけて欲しかった気もしますが、きれいにまとまった作品だと思います。そしてなんと言っても、ボードゲームの魅力を知ることができたのがよかったです!(^^)
綾や翠、エミーと出会えたことで、美姫は今までで一番充実した1年を過ごすことができました。しかし、2年生になるとクラスが変わってバラバラになってしまいます。それが美姫には寂しかったのです。
それから翠のコンペの結果も判明しました。コンペでは翠のゲームは高評価だったものの、ゲームとして発売されるには至りませんでした。ジョージは、このゲームにはまだ手を加えられると考えたのです。それだけでなく、翠にその気があればアメリカに来てゲームを作らないかと誘います。
同じゲーム作家志望のエミーは、アメリカではなく幼い頃を過ごしたドイツでゲーム作家になりたいと考えていました。日本よりもボードゲームの人気が高いドイツの方が、将来のゲーム作家を育てる環境も整っているのです。
そして綾にも夢がありました。動物好きな綾は、お父さんと同じような動物の写真を撮影するカメラマンか、獣医さんになりたいと思っていました。でも将来の進路希望は文系なので、獣医さんは難しそうですけど。(^^;
そんな風に、みんなそれぞれの夢があるのに、美姫だけは将来の夢がありませんでした。それよりも美姫は、今のこの時間がずっと続いて欲しいと思っていたのです。
不安に駆られた美姫は、夜中に綾に連絡します。しかし綾は、電話にでません。翌日、エミーのお店を訪ねますが、エミーもお店にはいません。さらに「さいころ倶楽部」にも顔を出しますが、そこにも翠の姿はありません。落ち込んだ美姫は、1人川沿いで黄昏れています。
そんな美姫を、田上と吉岡が見つけて、綾たちに連絡してくれました。そのおかげで、綾たちは独りぼっちの美姫を見つけることができました。その時、美姫は「さいころ倶楽部」で買った「ナンジャモンジャ」というゲームを手にしていました。ゲームのキャラクターの絵柄が、美姫が幼い頃に好きだったぬいぐるみと似ていたので、何となく買ったのです。
美姫は1人で、カードのキャラクターに名前をつけて、やり取りをします。しかし、それは余計に美姫を寂しくさせただけでした。そんな美姫を、ようやく綾たちが見つけました。そして美姫は、やっと3人に自分の不安を打ち明けることができました。ずっと今のままの友達でいたい。それは美姫だけでなく、綾や翠、エミーも同じ気持ちでした。
どんなに離れたところにいても、4人はずっと友達だと気づいて、美姫は安心することができました。そして美姫が買った「ナンジャモンジャ」を、みんなでプレーすることになりました。
このゲームは、カードに描かれたキャラにプレーヤーが勝手に名前をつけて、同じカードが出された時につけられた名前を最初に言った人が、それまでに開いたカードを全て手に入れることができます。これを繰り返して、最終的に手持ちのカードが一番多い人の勝利となります。シンプルだけでれど、楽しそうなゲームですよね。
というわけで、独りぼっちだった美姫は大切な友達と出会いました。みんなそれぞれに夢がありますが、夢に向かっている時でも4人が友達なのに変わりはありません。できれば、美姫も何か夢を見つけて欲しかった気もしますが、きれいにまとまった作品だと思います。そしてなんと言っても、ボードゲームの魅力を知ることができたのがよかったです!(^^)
最終更新日 : 2019-12-23
Re: タイトルなし * by 横溝ルパン
こんばんは。コメントありがとうございます。
今回は美姫の思いにスポットを当てた、とてもよいエピソードでしたね。
これまで独りぼっちだから、楽しい今がずっと続いて欲しいと願う美姫に共感できました。
でも美姫が独りの時、ちゃんと探し出してくれる仲間がいると気づかせてくれる展開もよかったです。
コンピュータ・ゲームが発達して、ボードゲームをする機会も減りましたが、この作品で紹介されたゲームは面白そうなものばかりで、やってみたくなりますよね。(^^)
今回は美姫の思いにスポットを当てた、とてもよいエピソードでしたね。
これまで独りぼっちだから、楽しい今がずっと続いて欲しいと願う美姫に共感できました。
でも美姫が独りの時、ちゃんと探し出してくれる仲間がいると気づかせてくれる展開もよかったです。
コンピュータ・ゲームが発達して、ボードゲームをする機会も減りましたが、この作品で紹介されたゲームは面白そうなものばかりで、やってみたくなりますよね。(^^)
ずっとこのままでいたいと思う美姫
でもみんなはやりたいことがあって取り残されるのではと不安。
でもゲームでつながってるんですね。
大切な仲間ができました。
この作品おもしろかったです。
ボードゲームの良さもわかりました。
昔ボードゲームやったことを思い出してしまいました。