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2019-11-21 (Thu) 18:00

千霊一霊物語/アレクサンドル・デュマ

本邦新訳という言葉に惹かれて、アレクサンドル・デュマの「千霊一霊物語」を読み終えました。

物語の語り手であるデュマは、1831年9月1日にフォントネ=オ=ローズ市を訪れていました。そこでデュマは、とある事件に出会います。石切夫のジャックマンが、自分の女房を殺して捕まえてもらいに来たと、市長のところにやって来たのです。

彼が自首してきたのは、首を落として斬り殺したはずの女房が、「この人殺し!」と叫んだというのです。市長と警視、医師、そしてデュマも現場検証に立ち会うことになりました。そして確かに、ジャックマンの女房が首を切り落とされて死んでいるのを発見したのでした。

本当に殺された女房が叫んだのか、その真相はわからぬままデュマは、その晩は市長のルドリュの屋敷に滞在することになりました。そこに滞在していた他の客たちと事件のことを話し合ううちに、いつしかそれぞれが体験した不思議な物語について語り合うことになります。

そうしてルドリュ、ロベール医師、ルノワール士爵、ムール神父、謎の人物アリエット、グレゴリスカ夫人と、次々に不思議な物語が語られます。推理小説ではないので、それぞれの物語の不思議な出来事が解き明かされることはありませんが、著者の語り口の上手さもあって、物語の1つ1つが興味深くて面白かったです。

というわけで、久しぶりにデュマの作品を読みましたが、昔と同じように読み始めたら止められない面白さでした。(^^)

最終更新日 : 2019-11-21

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