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2019-11-03 (Sun) 19:00

本好きの下剋上 #4

マインが粘土板で、本を作ろうとするお話でした。

マインは転生前の知識を活かして、料理作りでも家族を驚かせました。でも、マインの本当の目標は本です。その第一歩として、森へ行って粘土を集めて、粘土板で本を作ろうと考えました。しかし今のマインの体力では、森に行くことは難しそうです。

それでもめげないマインは、少しずつ体力作りを始めました。運良く、門番のお父さんの同僚のオットーが、マインに仕事を手伝って欲しいと頼んできたのです。本来なら、洗礼式前の仕事は認められないのですが、建前はオットーがマインに勉強を教えることにして、バイト料は石筆で支払うことで契約成立したのです。

最初のうちは、マインはお父さんの力を借りなければ、門まで歩いてゆくことができませんでした。そして少しがんばると、翌日から熱を出して寝込んでしまいます。それでもマインは諦めず、少しずつ努力を重ねました。そのかいあって、春になる頃には体力もかなりついてきました。

そしてマインは、ようやくお父さんから森に行ってもいいという許可をもらったのでした。とはいえ、最初は森に行って休憩して帰ってくるだけの約束でしたが、森に着いたマインは約束を破って粘土探しを始めてしまいました。

その現場を、ルッツに見つかってしまいました。ルッツは、マインが約束を破ったことを怒りました。お父さんは本当にマインのことを心配しているからです。落ち込むマインを、ルッツは進んで手伝ってくれました。冬にお腹がすいていた時、マインがパンケーキを作ってくれたことを、ルッツはとても感謝していたのです。

そしてルッツは、マインに将来のことを尋ねます。マインは別の世界でかなえられなかった、世界中の図書館をまわる夢をルッツに語ります。そしてルッツの夢は、あちこちの町をまわる商人になることでした。その夢をマインは当たり前のように受け止めて、ルッツの夢がかなうことを願います。

そんなマインに協力して、ルッツは粘土を集めてくれました。そのおかげでマインは粘土板を作り上げ、早速そこに文字を書きつけます。そこに書いたのは、マインが熱を出した時に、お母さんがいつも聞かせてくれるお話でした。

ようやく文字を書き終えてほっとするマインでしたが、一緒に森にやって来ていた子供たちが、マインの作った粘土板を踏みつけてメチャメチャにしてしまいました。それを見たマインは、今までに見せたことのない激しい怒りをみせました。

いたずらした子供たちは、そんなマインを見て震え上がります。それをトゥーリやルッツがなだめて、あらためてみんなで粘土板を作り直しました。その翌日、マインは熱を出して寝込んでしまいました。その間に雨が降って、せっかく作った粘土板は崩れてしまいました。

それでもやはり、マインは諦めません。再び粘土板を作って、また物語を書きつけました。そして、ようやく粘土板を無事に自宅まで持ち帰ることができました。後はこれを熱して固めれば完成と思いきや、かまどで熱した粘土板は熱に耐えきれずに砕けてしまったのでした。

というわけで、パピルスに続いて粘土板での本作りも失敗に終わりました。でもマインは、自分の夢を諦めるつもりはありません。次はどんな方法で、マインは本を作ろうとするのでしょうか。

というわけで、今回も安定感があって楽しいお話でした。この作品を見ていると、不思議な安心感を感じるのですが、この感じどこかでと思ったら、世界名作劇場のアニメを見ているような安心感でした。
マインが転生前の知識を持っているという優位さはありますが、本人の努力や周囲の協力で目的に向かって進んでいく展開は、しっかり地に足が着いた感じで好感が持てます。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

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