日々の記録

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マリオ・バルガス=リョサさんの「緑の家(下)」を読み終えました。「世界終末戦争」ほどの大作ではありませんが、かなり読み応えのある作品でした。

下巻では、上巻ではわからなかった登場人物のつながりがみえてきます。40年ほどの間に起きた、5つの事件が交錯して描かれていました。

メモを取りながら読んでいたわけではないので、途中でこれって誰だっけ!?ということも何度かありましたが^^;、そんな風に混乱してしまうところもこの作品の魅力になっていると思いました。もう一度読み返す機会があったら、次は人間関係の相関図を書きながら読んでみたいですね。

作中の登場人物は、誰も一癖あって魅力的ですが、中でもインディオ出身のボニファシアの運命の変転には驚きました。最初は気弱な少女だったボニファシアですが、最終的には旦那を尻に敷いている感じでたくましくなりましたね。(^^;

決して読みやすい作品ではないのに、最後まで読み通せたのは、やはり作品が面白かったからだと思います。時に登場人物が誰だかわからなくなり、時にこれはいつの時代の話なんだろうと混乱しましたが、その混乱さえも作品の舞台となっている南米の暑さや湿度、行く手を阻む密林、けだるい雰囲気を感じさせてくれるもののように思えました。

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