自分をコントロールするためのコントロール思考の大切さから始まり、仕事・お金・健康・人間関係・家事・娯楽で著者がそれをどう実践しているかが紹介されています。その全てを真似できるわけではありませんし、真似する必要もないと思いますが、そのいくつかは自分も実践してみたいと思いました。
この本を読んでいて印象的だったのは、著者が生活の中に積極的に便利な製品を取り入れていることでした。
仕事で原稿を執筆する時には、複数の端末を利用してキーボードから入力するだけでなく、音声入力も活用していること。
家事ではホットクックを使って、材料を切って入れておくだけで料理が出来上がる仕組み作り。掃除もルンバを使って、機械に出来ることは機械にやらせてしまう。
そうして生活の中に余裕を作り出しているのが、いいなあと思いました。世の中全体が、なんとなく効率を追い求めて余裕がなくなっているように思えますので、こうして積極的に余裕を作り出すことが必要だと感じました。
最終更新日 : 2022-10-30