いよいよ男子・団体戦の開始です!
個人戦は満足できる成果を上げられなかった風舞高校弓道部ですが、団体戦ではと海斗を中心にリベンジに燃えています。
マサさんは、そんな部員たちをリラックスさせようとしますが、部員たちの空回りは止まりません。その上、出場辞退する学校が出たことで、風舞高校は宿敵(?)の桐先高校と一緒に弓を射ることになりました。
そして試合が始まりました。目に入るところに桐先高校がいるせいか、風舞高校の選手たちは緊張してしまい、いつもの実力を出すことができません。そして最初の試合では、風舞高校は惨憺たる結果に終わったのでした。
次の試合までの休憩中、風舞高校の選手たちはそれぞれに自分を責めていました。そこに遼平がお世話になった、弓具店の店主が現れました。試合の途中で、遼平は弓の弦が切れてしまったのです。しかし遼平は、前日にそのお店で新しい弦を買っていたのです。
新しい弦に変えた方がいいと思っていても、遼平は使い慣れた弦の方が安心できると思い、試合前に弦を張り替えなかったのです。試合では、それが裏目に出てしまいました。そんな遼平に、店主はもっと自分の腕に自信を持っていいと励ましてくれました。
そして個人戦に続いて、不本意な結果だった海斗も落ち込んでいました。そんな海斗に、七緒が声をかけます。七緒は海斗を挑発するようなことを言っていますが、それは海斗のことを考えてのことでした。七緒が弓道を続けているのも、海斗を見守りたいという気持ちからでした。
その話を七緒から聞いた湊は、自分は何のために弓道を続けているのか考えました。湊が弓道に打ち込んでいるのは、幼い日に聞いたツルネに魅了されたからでした。それこそが、湊が何よりも弓道に求めていることでした。
そして試合の続きが始まりました。そこでは、風舞高校の選手たちは実力を発揮することが出来ました。中でも一番驚かされたのは、早気に悩まされていた湊がついにそれを克服する兆しが見えたことです。まだ理想のツルネではありませんが、湊のツルネはそれまでとは違って聞こえました。
そして風舞高校は、なんとか本戦へと進むことが出来ました。試合の後、静弥の前に愁が現れました。愁は、自分のライバルになれるのは湊だけだと思っていました。幼い日に一緒に弓道の指導を受けた日から、愁は湊のまっすぐさに影響されてきたようです。
さらに愁は、静弥は弓道を愛してないと断言しました。その言葉に、静弥はショックを受けました。静弥が好きなのは、弓道ではなく湊だと、愁には見抜かれていたのです。
というわけで、湊も復調して風舞高校弓道部のこれからが楽しみになってきました。(^^)
個人戦は満足できる成果を上げられなかった風舞高校弓道部ですが、団体戦ではと海斗を中心にリベンジに燃えています。
マサさんは、そんな部員たちをリラックスさせようとしますが、部員たちの空回りは止まりません。その上、出場辞退する学校が出たことで、風舞高校は宿敵(?)の桐先高校と一緒に弓を射ることになりました。
そして試合が始まりました。目に入るところに桐先高校がいるせいか、風舞高校の選手たちは緊張してしまい、いつもの実力を出すことができません。そして最初の試合では、風舞高校は惨憺たる結果に終わったのでした。
次の試合までの休憩中、風舞高校の選手たちはそれぞれに自分を責めていました。そこに遼平がお世話になった、弓具店の店主が現れました。試合の途中で、遼平は弓の弦が切れてしまったのです。しかし遼平は、前日にそのお店で新しい弦を買っていたのです。
新しい弦に変えた方がいいと思っていても、遼平は使い慣れた弦の方が安心できると思い、試合前に弦を張り替えなかったのです。試合では、それが裏目に出てしまいました。そんな遼平に、店主はもっと自分の腕に自信を持っていいと励ましてくれました。
そして個人戦に続いて、不本意な結果だった海斗も落ち込んでいました。そんな海斗に、七緒が声をかけます。七緒は海斗を挑発するようなことを言っていますが、それは海斗のことを考えてのことでした。七緒が弓道を続けているのも、海斗を見守りたいという気持ちからでした。
その話を七緒から聞いた湊は、自分は何のために弓道を続けているのか考えました。湊が弓道に打ち込んでいるのは、幼い日に聞いたツルネに魅了されたからでした。それこそが、湊が何よりも弓道に求めていることでした。
そして試合の続きが始まりました。そこでは、風舞高校の選手たちは実力を発揮することが出来ました。中でも一番驚かされたのは、早気に悩まされていた湊がついにそれを克服する兆しが見えたことです。まだ理想のツルネではありませんが、湊のツルネはそれまでとは違って聞こえました。
そして風舞高校は、なんとか本戦へと進むことが出来ました。試合の後、静弥の前に愁が現れました。愁は、自分のライバルになれるのは湊だけだと思っていました。幼い日に一緒に弓道の指導を受けた日から、愁は湊のまっすぐさに影響されてきたようです。
さらに愁は、静弥は弓道を愛してないと断言しました。その言葉に、静弥はショックを受けました。静弥が好きなのは、弓道ではなく湊だと、愁には見抜かれていたのです。
というわけで、湊も復調して風舞高校弓道部のこれからが楽しみになってきました。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
第八話 矢を向けて 二日目は団体戦が始まる、1校が棄権して桐先と同じ組で射ることになった。 海斗はリベンジに燃えて気合いが入りすぎると注意される。 桐先に続いての射は、緊張で練習とは異なる状況。 観戦する女子に声を掛ける写真家で兄の連。その前に陣取る中崎弓具店主が教えてくれる。 遼平が途中で弦を切ってしまう、その場合は1射ハズレ扱いで直してもらえる。そ... …
2018/12/14 15:03 ぬるーくまったりと 3rd