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2018-10-26 (Fri) 00:10

ガンルージュ/月村 了衛

月村了衛さんの「ガンルージュ」を読み終えました。

物語の舞台は、群馬県利根郡のとある小さな町。そこに潜伏していた韓国の次期大統領候補が、彼を狙った韓国軍の特殊部隊に襲われます。町の人たちから、別荘御殿と呼ばれるその場所に、中学1年生の祐太朗と麻衣が居合わせてしまいました。特殊部隊は要人を確保すると共に、祐太朗たちも人質にとって国外へと逃亡しようとしています。

それと戦うのが、元公安の刑事で祐太朗の母の秋来律子と、PTAから目を付けられている体育教師・渋矢美晴のコンビです。律子は、公安でも有能な人材として知られていました。しかし警察内部の腐敗が原因で夫が殺され、今では辞職してこの町でひっそり暮らしていました。そして美晴の元彼も公安関係者でした。

そんな律子と美晴が、コンビを組んで特殊部隊に挑みます。戦いの中、律子は部隊を率いているのは、かって夫を殺したキルだと気づきました。しかも相手は、特殊部隊の中でも最精鋭がそろっています。こんな強敵を相手に、律子と美晴がどう戦うのか。そして祐太朗と麻衣の運命はどうなるのか!?

物語的には、著者の類似作品でおなじみの展開でした。それでも、かっての経験を元に戦う律子と、強運を武器に金属バットで戦う美晴のコンビが楽しかったです。(^^;

最終更新日 : 2022-10-30

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