
アメリカの片田舎で、6000年前に作られたらしい巨大ロボットの手が発見されました。発見者の少女ローズは、成長して物理学者となった時、再びこのロボットと関わることになりました。
上巻では、世界各地に隠されたロボットのパーツが集められていく経過が、インタビューアーと呼ばれる謎の人物と登場人物の対話という形で描かれました。ロボットの存在も謎ですが、大統領補佐官とも対等に話し合えるインタビューアーの正体も気になりました。
パーツを集めるのと平行して、ロボットの素材などの調査、操縦者の訓練、操作方法の調査なども行われています。またロボットのパーツが世界各地にあることから、アメリカとロシア、中国との政治的な問題も発生しています。
そしてパーツが全てそろい、操縦の目処も立ってきたところで大きな事故が起きます。そして事故に伴い、これまで世間には公表されていなかったロボットの存在が明らかになってしまいました。
それを踏まえて、下巻ではどんな物語が展開していくことになるのか気になります。
最終更新日 : 2022-10-30